その日、彼女はある人と夜のドライブを楽しんでいた。
彼女にとってその人は、師匠の様な存在だった。
18の頃に知り合った、尊敬すべき先輩。
悩みがあるといつも、彼女は先輩にだけは打ち明けていた。
必ず「悩む事も楽しんでしまえ!」とでも言う様なポジティブでプラス思考な答えが返ってくる。稀にムッとしたが…それはそれ。
打ち明けた事で彼女のストレスは軽減されていた。
ある日、先輩は雪の降る中を車で迎えに来た。
あまりにも暗く沈んでいる彼女を、少しでも浮上させよう…という配慮からの行動らしい。
急な事に慌てて、アパートの階段を踏み外しそうになる彼女を見て、先輩は笑った。
…続きません。
そうそう、「今宵も白銀と暗闇の中で」には、僕に深く関わる人の名前が織り込んであるんだよ(笑)
