昨年の2月頃、プライドの足が、ひどいことになっていました。
足の裏のパッドの間に、かさぶたのような、薄皮のような赤黒い垢がたくさんくっついて、皮膚には小さな赤いポツポツしたものが出来、その上ひび割れていました。


暇さえあれば、自分の足を舐めていました。


幼児の指シャブリみたいなものなのでしょうか。


止めても止めても、舐めているのです。


痛そうだし、痒そうだし、おまけにちょとクチャイぞ!!!





病院に連れて行ったら「指間炎」の診断。


抗生物質とステロイドの投与。


薬用シャンプーで、患部を常に清潔に保つ。


ついでに、患部がカサつかないようなサプリも与える、という3本立ての治療をすることになりました。





結果は、ステロイドと抗生物質という最強のゴールデンコンビでの治療のお陰で、たった1週間であっという間に完治して、きれいなピンク色のパッドになったのには、心底ビックリしたものです。


みるみる、治っていくんですよ。


動物病院の先生には申し訳ないけど、本当のところ、最初は半信半疑だったのです。


足に出来たものが、飲み薬だけで治るのかどうなのかと。


全くそれは、ほんとに、ちょっと感動的なくらい、あっという間に治ったのでした。



さあ、そこから数週間かけてゆっくりステロイドをやめる方向へ。


これで、めでたしめでたしとなるはずだったのです。





冬に向かう頃、ショー出陳のために何日間かお預けした途端、退屈な犬舎生活を思い出したのか、日がな一日自分の足を舐め続けて、あっという間に指間炎が再発してしまったのです。


う~~~ン、せっかく治ったのに、プライドよ、足舐めは駄目じゃよ。





今回はステロイドを使わずに治したい思ったので、なんとか自分流でいってみることにしました。




1 舐めたら注意する。


私「プライド。足舐めちゃ駄目!!!」


プライド「聞こえないフリ」




2 家にいる時は抗生物質の塗り薬を塗って靴下をはかせる。


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等々続けたけれど、治るかと思うとまたぶり返すという状態を繰り返していました。




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プライド君、くつした脱げてますけど。








今年の夏前に、プロのハンドラーさんと、プロの(当たり前か)ナースが、納豆菌スプレーのことを教えてくれたのです。


OYK菌という、納豆菌の1種が、とてもよい働きをするのだそうです。


そのメカニズムは、下のリンク先に、とても判りやすく書かれているので、見てみて下さい。


足用、耳用、ボディ用、消臭用と4種類あるので、使う場所にあわせて選べます。



■お散歩の後にシュシュっとひとふき♪毎日のケアにSureLimpu シュアリンプウ フットスプレー 






1 お散歩から帰って、足を洗ってよく乾かした後、これを足裏にシュッとひと吹き。




2 もしも舐めたら、声をかけてやめさせる。


私「プライド。足舐めちゃ駄目でしょう。お姉さんと約束したでしょう。舐めないって」


プライド「そうだったかな。まあいいや。うるさいから止めとこ」


バタっ!!!と寝る。




3 そしてもう一つが、アロマオイル入り手作り石けん。


足を洗うのに、刺激の少ない、お犬様の皮膚によく効くアロマオイルが入った手作り石けんを使ってみました。








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もちろん人間がお借りしても、すごーくいいです。

汚れもよく落ちて、泡切れがよくて、皮脂を取りすぎない。


製作者の里見先生のお人柄が、また素晴らしいのです。


余談ですが、先生にいろいろ習いたくて、昨年、アロマ検定1級を受けてしまいました。


歴史から、脳の科学等々、想像していたよりいろいろな分野にわたる内容で、久しぶりに楽しい受験勉強をしました。



という訳で、今回の3本立ての治療が功を奏して、プライドの足裏は見事に治ったのです!!!!!!




ちょとお薦めしたくて、書いてみました。


足裏だけでなく、お腹や背中に、ちょっとした湿疹ができ始めた時にも、使ってみたりしてます。