年明け早々、夫と二人で三重県にある答志島へ行ってきました。
夫の親戚にあたる方が島で民宿を営んでおり、数年前にも2度ほどお邪魔させていただいたことがあります。当時はまだ病気の回復過程にいて、知らない土地に出かけるなど初めての体験に対するハードルは決して低くはありませんでした。それでもなぜかこの答志島は、初めて訪れた時からたどり着くまでの道のりも含めて、好きだなと感じていました。
今回はこれまでよりも滞在時間を長くとったため、島の中を歩いて散策したり、釣りをしたりと、こころも身体も癒される旅になりました。
そんな中、ふと訪れた潮音寺というところに「こころざし用紙」というものがありました。
自分のこころざしを用紙に書いてこころざし箱に入れると、潮音寺でお祈りしてくださるそうなのです。
私は、少し考えて、ふと自分の中に湧いてきたことを用紙に書きました。
”いただいたリソースをありがたく使わせていただきます。
必要としている方へお届けいたします。”
その時は深く考えて書いたわけではありませんでしたが、だからこそ素直な私の願い、想いが表れているような気がします。
あれから3か月が経ちましたが、私の中でこの言葉に対する想いが徐々に強くなっています。
年明けに答志島へ行ったことも、島を散策したことも、初めから目的をもって決めたわけではありませんでした。
ただこうして振りかえってみると、なんだかすべてが導かれて起きていたように感じます。
私がいただいたリソースを、必要とする方へお届けしたい。
私がしたいことって、ただそれだけなんですね。
今与えられた環境の中でできることを丁寧にやる。
その中できっと、私の進む道が拓けていくだろうと思っています。
満開の桜を見ながら、そんなことを想う週末です。