CL決勝で再び… | 風間八宏オフィシャルブログ「Yahiro's Selection」powered by Ameba

CL決勝で再び…

こんにちは、風間です。


欧州CLセミファイナルのセカンドレグ二試合をみて、好対照のゲームになった印象を受けました。


マンチェスターUの守備の組織を崩せずに崩壊してしまったシャルケと、バルセロナに破壊されてしまったレアル…どちらも2点のビハインドを追いかける戦いでしたが、その二試合は少し違って見えました。


シャルケもレアルも、相手に対して思い切り「前から」ボールを奪いにいく戦略に出ました。

シャルケは、積極的に攻撃もしかけようとしました。が、相手の守備網を破壊できずに、自らの「穴」を相手に突かれてしまいました。

一方レアルは、積極的にボールを奪いにいきましたが、徐々に徐々に、バルセロナのボール回しに足を止められてしまいました。

そして足が止まった途端に、組織を破壊されてしまいましたね。

守備を崩せずに敗れたシャルケと、攻撃を止められずに敗れていったレアルーどちらも素晴らしい戦いを展開しましたが、やはりここには「差」があったように思います。

この二試合についても、今日から細かくメルマガの方で述べていきたいと思います。


二年前の決勝、同じカードのゲームー私も現地で解説をしていましたか、二年前よりも成熟したこの2チームの戦いをまた観る事ができます。

現時点での最高のカードになったのではないでしょうか。