初めてのフィルム現像 | 館山日記

館山日記

千葉県館山市で写真や平面作品を作っている風間健介のブログです。

結局昨夜も晩飯のあとも1時間しか眠れなくて、
明け方まで震災関係のラジオを聞いていた。
プリントとガラス原版の修正をしながらの予定だったが、
ホームページ用のセレクトに苦しんだ。

「ドローイング」はプリントをしないとわからない。
というかプリントを見ても上下左右の選択に悩むのだが、
今回は半分ぐらい悩んだ。(まだ出来ていない。)

7時ごろに鶯の声で眼が覚めた。
予報では今日も強風だったのでガックリした。
(こっちの人は暴風という。)

それでも9時ごろ暴風になってきたので、
奥の物置から大型ジッツオを出した。
しかし、メチャクチャ重い。
おまけに雲台は苦手な3パン式。
(実は頂き物で初めて使う。)

しかし、いつも使っている自由雲台に替えたらバランスが良くなった。
いつも使っているビデオ用に較べたら回転で脚を伸縮するのは
メンドクさいと思ったが、少しの力で伸縮して固定もされた。
ただ開脚は固いしトルクはバラバラだったので調整して出発。

今日は別荘地帯の方へ行ったのだが、上り坂に苦労した。
足と腰が痛くなった。
あたり前だ。
靴を履いていなかった。
庭から出たので100キンの底が薄くなったサンダルだった。
(思い込みが激しい男は三脚のことばかり考えていた。)

今日の暴風は昨日と同じくらいで、別荘と揺れる竹や木をあわせた。
しかし、どの別荘もオシャレだし建築家の設計が多いだろう。
勝手に写して発表してもよいのだろうか。(平日なので誰もいなかった。)
別荘は海が見える高台にあるが、暴風も酷い。(笑)
(ウチの方が広いし、安いぞ~。)

暴風に向かって適当に歩いた。
海方面に行くと国道に出られるからだが、農協の所に出た。
向かいの中学の看板を見た。
元は海軍砲術学校らしい。
(館山には海軍の施設が多かったらしい。)
校庭を見たら半旗が掲げられていた。

フィルム現像を出来る本数(ウチは×2回)になったけど、
その前に光漏れを直さないと意味がない。
昼食後は暗室の改造というか大工仕事をやった。

西側の窓はどうしようもなかったので窓を殺すことにした。
一番簡単で安上がりなのはアルミホイルを貼る方法だが、
内側には重~い引き伸ばし機の乗った作業台があるし、
内側に貼ると反射の関係で正確な判断が出来ない。
(安っぽいしね。)

外側に貼ろうとしたが風が強い
窓を外して中で作業をしようとしたが、
どんなに力を入れても外れなかった。
(風が止むまで作業は延期だ。)

晩飯を食って館山で初めてフィルム現像をした。
(夜なので光漏れは関係ない。)
ヒーターの使えるプリントと違ってフィルムは温度の低下がある。
(同じ液を使う場合ね。)
しかし、狭山から持ってきたエアコン様がある。

しっかし、まったく暖かくならなかった。
確かに今日は寒かったのだが、狭山より狭い暗室である。
しかし、1時間つけて2度しか上がらなかった。
既に3度ほどプリントしているが、昼間だったから何の問題もなかった。
暖めるのもメンドクサイので2回目は50%の時間延長で現像した。

それ以前にやはり暗室内に水場(お湯場)が無いのは使いにくい。
シャワーのある浴室までは遠いし狭い。
(長靴を履いて作業しているが、履き替えもメンドクサイのだ。)
台所は食器洗いを前提にしているしね。

寒いしクタクタになった。