フクイチの気になったこと | 館山日記

館山日記

千葉県館山市で写真や平面作品を作っている風間健介のブログです。

寝ていたので昼の地震に気付かなかった。
昨夜は花火や通りの声がうるさくて寝れなかったのだ。
深夜2時頃に爆竹の音聞こえた。怒)
地震の多さが気になる。

そして、気仙沼の漁船が沖縄経由で福井にたどり着いたの怖い。
いずれ汚染水は世界中にばら撒かれると思っているが、
フクイチで薬液注入をすると聞いて、どんなマシンを使うのか調べてみた。
(私は28年前に薬液注入の経験がある。)

東電のページを見て驚いた。
http://photo.tepco.co.jp/date/2013/201307-j/130709-01j.html
私が使っていたものと変わらなかった。
(本質的な道具はそんなに進化しないが。)

私がやってた仕事は、マンホールの地下水対策だ。
マンホール周辺に20本ぐらいボーリングして、
薬液を注入して壁を作っていたが、完璧な成功は少なかった。

薬液の硬度がどんなに高くても、マンホールの真下に完璧な壁を作るのは難しいし、
水というのは絶対に廻るものだから。(漏れが少なくなっただけでも良しとしてた。)
巨大なダムでも水漏れはあるでしょ。

マンホールの地下水対策は私でも出来たが、
マンホールと原発は規模が違うと思う。
それにこの7月からやっているのが怖い。
鋼板や地下ダムにしても沁みて漏れると思うので、
エライ先生たちはもっと良い方法を考えてると思っていた。
(しかしマシンによる薬液注入は、掘削や土留めが要らないので、
もっと早く簡単に出来た。)

今さら言っても仕方ないが、
水は廻るから汚染水は解決しないと思うし、除染も税金の無駄だと思う。
私は脱原発派だが、反対ばかり言っていても、
可哀想ばかり言っていても、なにも解決しないと思う。

夕張で500人が住んでた鹿島地区下流にダムが出来た。
歴史の無い炭鉱の町だったし、国からの補償金もあったが、
反対したのは4人だけだった。
ダムに苦しめられてる(た)町は多いと思うが、
前向きで現実的な方法を早く選ぶ方が不幸が小さくなると思う。

風邪と目の霞が酷く作業は出来なかったが、
それ以上に今日は疲れました。
(アフラックの株は上がるよ。笑)