また、だいぶ間が空いてしまいましたが、この間多くの方々に訪れていただき、嬉しく思います。

 

今回は、地域活性化とは何だろうというタイトルの記事です。

 

私たち風越山麓わくわくプロジェクトが取り組んでいる地域活性化についての記事です。あまり堅苦しい内容にはならないようにしますが、元々文章が堅いので、その点はご容赦くださいませ。

 

 

  風越山麓わくわくプロジェクトについて

 

まずは、私たち「風越山麓わくわくプロジェクト」について、ご紹介いたします。

 

 

風越山麓わくわくプロジェクトについて説明している看板のようすです。

風越山の中腹にある「にが竹入口」に設置しています。ここから、数分で夕源平(ゆうげんびら)に行くことができます。ちょっと、見にくいので、説明してあることを書きます。

 

🌸未来につなぐ風越山麓わくわくプロジェクト

このプロジェクトは、丸山地区基本構想・基本計画に基づき、地区の自然・歴史・文化等をはじめとする『地域の宝』を活かして、将来にわたりこの地域に住み続けたいまち丸山にするための事業として、平成28年から行っています。

🌸風越山夕源平へのヤマザクラ植樹

風越山の夕源平地籍(面積約1ha)から、そこに自生するヤマザクラの種子を採り、約3年かけて播種・育苗し、夕源平へ平成30年3月に植樹しました。

地元の保育園児・小中学生もかかわり、丸山地区の大人と一緒に「新たな地域資源」をつくりました。

 

風越山麓わくわくプロジェクトの規約には、丸山まちづくり委員会と協働して、風越山麓及び丸山地区の地域活性化する活動を行なう、とあります。

 

開業が延期となりましたが、リニア中央新幹線が開通し、飯田市にも新駅が開業する中で、交流人口が増加することを見据え、その受け皿として、風越山麓わくわくプロジェクトが発足しました。

 

飯田市には、有名な名勝天龍峡や遠山郷、元善光寺などの麻績の里と並ぶように、風越山麓もゆくゆくは観光エリアになればいいと思っています。

 

 

  地域活性化と交流人口・関係人口

 

さて、地域活性化と言いますが、どんなことをいうのでしょうか?

 

それぞれの地域の経済や社会、文化などの動きを活発化させることをいうそうです。

また、地域住民の意欲を向上させることで、活気ある街づくりを行い、それを維持・発展させることを言います。

 

飯田市で考えますと、リニア中央新幹線が開通し、飯田市には新駅が出来ます。また、飯田市と浜松市を結ぶ三遠南信自動車道が全線開通すると新たな交流人口が増えることが期待されています。

 

交流人口という言葉は、地域活性化や観光政策を論ずるときには、必ずと言ってもよいほど使われる言葉です。簡単に言うと、その地域に訪れる人々のことを言います。観光やレジャーをイメージしがちですが、通勤・通学や買い物、習い事、スポーツなど訪れる目的は問いません。

 

昨今、交流人口とは別に❝関係人口❞という言葉も使われるようになりました。関係人口とは、その地域に住んでいる定住人口でもなく、観光で訪れた交流人口でもない、居住地と離れた地域を行き来して、地域の人々と多様に関わる人々のことを言います。

 

あまりピンと来ないですが、一度だけ観光などで訪れるのではなく、リピーターとして訪れるようになった人々、あるいは、その地域にゆかりがある人々を関係人口というようです。

 

要は、観光などで訪れた交流人口の人々にその地域のファンになってもらい、関係人口から定住人口へ繋げていくことが、地域活性化ではないかと思います。

 

関係人口を多く持つことが、地域活性化や地方創生の重要なことであるのは間違いないと思います。

 

 

  おわりに

 

 

そのきっかけのひとつとして、夕源平に風越山に自生するヤマザクラを植えて育てています。今秋に夕源平から虚空蔵山まで、親子で参加していただく登山を計画しています。少しでも夕源平や風越山に関心を持ってもらえるようにして、リニア中央新幹線が開通した頃には、大きなイベントになるようにしたいと考えています。また、シイタケの駒打ち体験も来春には出来るようになればと考えています。

 

また、なかなか記事の更新ができませんが、情報発信を高めていき、交流人口、さらには関係人口が増えるようにしたいと思います。

 

長々と書きましたが、今日はこの辺りでお終いにします。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。