前回の続きです。
左側の小さな柿の木もかなりいい味を出しています。
凄みのある枝ぶりに一種の霊気を感じます。
黒地の柿は私有地に立っており、所有者の厚意で撮影させていただいています。
現地に立看板もありますが、撮影の際はマナーを守ることが必須です。
農地(私有地)には立ち入らず道路から撮る、住宅地なので不必要な会話や機材の電子音などの騒音を出さずに静かに撮る、そして長居せず撮影を終えたら速やかに立ち去るのがよいでしょう。
さて、根羽村を訪れると必ずカフェ・デコーというお店に立ち寄ります。
店主は写真家の石原弘介氏です。土井弘介氏と言った方がピンとくるかもしれません。
1970年代初頭から80年代半ばにかけて、ニューヨークマンハッタンでサルバドール・ダリやマドンナなどのポートレート作品を撮影していたプロカメラマンです。
氏は1997年に奥様の出身地である根羽村へ移住し、カフェを開業されました。
このお店にはギャラリーがあり、地元のアマチュアカメラマンが写真展を開くなど、元々熱心な写真愛好家が多い飯田下伊那地域にあって写真文化の発展に一役買っています。
また、事前に予約が必要ですが、土井氏がポートレート撮影もしてくれます。
炭焼コーヒーとレアチーズケーキ。絶品です。
書棚には写真関係の書籍が豊富にあります。
前田真三氏の「奥三河」をじっくり鑑賞しました。
帰路に寄り道して平谷村の長者峰へ登り、絶景を堪能しました。
信州の秋は足早に過ぎていきます。
ご覧いただきありがとうございました。
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