「青は藍より出でて藍より青し」という諺は

「教えを受けた人が教えた人よりも優れることや、

弟子が師よりも優れることを表す」そうです。

 

「梵天丸もかくありたい」と思います。

僕はこれでも性善説の楽観派ですから(どこが?)

そうあって当たり前とも思います。人間が

進歩していくものならね、当然

僕は僕の親が知らなかったことを知り

僕の子は僕が知らなかったことを知るのでしょう。

 

僕の師?師弟関係なんて考えたことはないな。

僕の弟子もいない。一定期間教えてはきたけれど

僕の教えが今どこかで生きているとは思えない。

そうだったらこんな世の中にはなってないだろうし、

自民党の内輪ネタが新聞に載るような世の中じゃあね。

菅なんかまだいたのかよ?麻生なんかまだいたのかよ?

小泉や森なんかまだ生きてるのか?

 

僕は僕の親が行けなかった高等教育の世界に行かせて

もらいましたので当然親よりもものを知っている

と思います。哀しいかな、知ることが全て

わかることには繋がらない、わかることが全て

できることには繋がらないのですが。

 

能力という意味では親父やお袋のほうが持ち合わせて

いるでしょうね。困難な時代を生き抜いてきた

わけですから。僕が持ち合わせているのは機会とか

運とかになるのかもしれません。それでもいいさ、

青は青。僕は「ブルーにこんがらがって」程度には

ブルーなのさ。親父やお袋はボブ・ディランなんて

知らないんだろうな。僕もよくは知らんけど。

 

EUROも観てみると面白い(もう既にグループステイジ

3戦目に入っててまあ見事に知った選手はいなく

なっちゃってるけど)。親父やお袋はEUROも

ワールドカップですら知らないんだろうな(サッカーだから)。

 

僕は悪いことはあまり知らないけど(殺人とかについては

2時間ミステリーの知識くらいしかない)まあそこそこ

長年生きてきたのでまあそこそこいろいろ知ってる

つもりではいます。九州の温泉地に行く道も尾道に行く道も

知っている(意外とちょくちょく道に迷うことはあるけどね)。

 

そしてびんご矢野駅内食堂も知ってるし善良なことに

「ここはいいぞ」と教えたい気持ちも持っている。

僕の知ってる最たる鉄オタは藤井聡太七冠だけれども

彼はあの駅内食堂を知っているのだろうか?

知らなかったら是非教えてあげたいなあ。

 

僕はある意味当然「青は藍より出でて藍より青し」と

思っているので我が家のお姉ちゃんは作家とか絵本作家とか

漫画家とかなってくれんかなあと密かに思っています。

 

子の身長が親より高くなると決まっているわけでもなし

時代が段々と悪くなるってこともあるし

必ずしも子が親を越えて行くわけでもないでしょうが

期待はします。それが親心ってものです。

 

残念ながら現状我が家の妹については「藍より青し」

とはいきそうにないです。やっぱ「障害のある人もない人も」

ではないです、「染色体異常のある人もない人も」でない以上は。

 

人生思ったようにはいきません。でもだからと言って

思いがなくていいわけではありません(そこは絶対)。

思ったようにいかないと思うからこそ希望や期待というのが

大事になります。そういうものを持てるか持てないか

というのが大事になります。勿論僕は無理矢理にでも持ちます。

だからこその「21トリソミーに治療を」なわけです。