大分県(別府市)で大きなイヴェントがあったので

触れておこうとは思います。第82期名人戦7番勝負第4局が

18、19の両日、大分県別府市「割烹旅館もみや」で行われ、

先手の豊島九段が95手で藤井名人を下し、シリーズ対戦成績を

1勝3敗としたということです。これにより

藤井名人の本年度の対戦成績は4勝3敗。勝率は5割7分1厘。

 

8割超えが当たり前の(いやそれ当たり前じゃおかしいって)

藤井名人の勝率からすれば「異変」であり「不調」で

あるわけです。もう一つのタイトル戦叡王戦では

カド番に追い込まれているわけですし。

 

豊島九段には初手合から6連敗を喫しましたが、その後は圧倒し

直近では12連勝中だったが、ストップ。通算25勝12敗

だそうです。藤井八冠に12勝もしている人は他にはいないわけで

流石「豊ピー」ではあります。しかしここでの1敗は藤井さんに

とっては相当痛いみたいです。この後名人戦の次戦が5月26、27日に

北海道紋別市で行われてその後が中3日で運命の叡王戦第4局です。

 

子どもの頃から因縁のある伊藤匠七段とは豊島さんとは逆に

スタートから勝ちっ放しでしたが(7連勝のあと持将棋を挟んで

更に4連勝)ここに来て叡王戦第2局第3局と連敗です。

藤井名人に連敗をかました棋士も他にはいないんじゃないか?

ということで流石「いとピー」、とは誰も呼んでないか。

 

伊藤七段は低音ヴォイスですから「ピー」とか言ったら

「は?」とか言われそう。勿論豊島九段からも「は?」って

言われてもしょうがない。「はて?」とは言わないだろうな。

今週の『虎に翼』も若干心配しながら見よう。

 

昨日の午前中は手が進まず桂が飛んだだけ(誰か佐藤紳哉七段呼んだ?)

だったらしいですが将棋と言えば昨日はNHK杯戦も見ました。

名人戦と違ってこちらは持ち時間の短い将棋です。短気な僕には

こちらのほうが向いてます。しかも昨日の横山泰明七段対斎藤明日斗五段

の対局はすこぶる面白かった。今AI評価値がTV画面に出ますがあれが

右にギュイ~ン、左にギュイ~ンって何度も振れました。振り繰り回した

って感じなくらい派手な動きでした。宇髄天元じゃないけどまさに

「ド派手に行くぜ」 って感じでした。ご本人たちはそう思ってない

んだろうけど「詰むや詰まざるや」ってのが連発でした。

 

横山七段の玉は絶体絶命状態なんで詰みを逃さなければ勝率99%だけれど

逃したら勝率1%みたいな感じででも斎藤五段にもなかなか手番が

回ってこないので決め手の一手が指せない。逃げ方を間違えなければ

勝率99%だけれど間違えたら勝率1%みたいな感じでした。結局

横山七段勝利になりましたけど相当にスリリングな一局でした。

 

将棋は面白いなあ。でも棋士の方々は大変だなあ。

そんなことと暇と疲れを感じた日曜日でした。

我が家のお母さんは買い物に行って友だちに会うと

計画立ててましたが僕は何も計画する気力がなく

家で過ごすと計画を立てている我が家の妹に付き合って

家にいました。珍しく昼寝もしました、それも3回くらい。

 

一昨日帰って魚を捌く時にも手が攣ったりしてましたが

釣りは面白いなあ。でもダメジは残るなあ。

そんなことは最近常に感じます。日頃は暇だけど

昼寝するほど疲れていないんですけどね。