リヴェンジも 忘れたいのさ いいことあれ

字余り、ということで何度ボウズを喰らっても

釣りには行きます。「海が俺を呼んでいる」

はずなんだけどなあ。またボウズでした。

 

昨日は友人と相談して(と言っても彼はいい人ですから

僕の言うことを聞いてくれます)釣り場開拓しました。

南風が強そうだったんでね。ひるほしはきついかな

と思って津久見の北向きの波止に行ってみました。

 

最近春が近づいてきたので釣り人も多いです。

行った所にも先客がいました。こういう時

2人だと心強い。1人だと「別の所に行こうかな」

と思いますが2人だと「どうする?」「あっこ

2人分ぐれ空いちょんで」からの「すいません、

ここいいですか?」と隣の人に声をかける

というパターンになります。流石に「ダメだよ。帰れよ」

とはなりにくいので釣りが始められるという理屈です。

 

釣り人と言っても最近はエギかルアー主体ですから

結局僕たちが最後まで残ることになります。

ああいう人たちは釣り&ドライヴの休日って感じ

なんでしょうね。海にいる時間より車で過ごす時間

のほうが長いんじゃないか?っていう。

 

よく言えばキャッチ&リリースでしょうが

持って帰る気もあんまりない人もいて

昨日も友人は隣の人からカサゴ貰ってました。

あんまり大きくもなく要りもせんでしょうが

袖振り合うも他生の縁ですから無碍に「要らん」

とも言いにくいわけで波止場の出会いも

大切にせにゃいかんものなのです。

 

まあ同じ釣り人と言っても中身は大分違うので

周りのことは気にせずに釣りに集中です。

集中、したはずなんだけどなあ。クロがいない。

 

友人なんか下手すると僕よりもっと挫けぬ魂なんで

コブダイ釣ってましたよ、天晴れ、大したもんだ。

そんなに大きい奴じゃないですがそれでも

50㎝くらいあったかなあ?勿論昨日一番の大物です。

 

アイツらはですねえ、足元でフラフラ泳いでいるんですよ。

で時々それを見ては「あれ釣れんのかなあ?でも

食ってこんよなあ」と思っていたものです。

足元でももっとデカいやつもいますからねえ。

「あんなんもし食ってきても釣り上げられんなあ」

と思っていたものなのですが昨日のは上げられるサイズ

だったので昨日は友人はついていたのでしょう。

 

他にも大きいメバルも2匹釣り上げてましたので

お互いクロは釣れませんでしたが(木っ端も食ってこん)

釣果では「また負けた」という感覚です。

別に争っているつもりはありませんが人間が2人になれば

自然競争が始まるものです。哀しい性というべきか

楽しいゲイムというべきか切磋琢磨というべきか。

 

僕のほうは兎に角ゼンゴ釣りです。ゼンゴと言うのにも

小さいくらいなアジですが(所謂マメアジってやつ)

アジは口が大きいし僕の針は小さいし

僕のハリスウキの仕掛けは繊細なので

少々小さくてもアジは釣れるんです。

スズメダイ以外は釣れるんです。

 

釣るたびにサイズダウンしていくような状況でしたが

僕だって(君だって誰だって)挫けぬ魂ですからね、

釣り続けました。昨日は午後は雨予報で風も強そうで

天気の心配してましたがそこは運よく時々青空も見える

程度で寒さは全然感じないといういい条件でした。

 

問題の左腕のほうも釣りでは頑張りが利くというのが

わかりました。今可動域は悲惨なものですがね。

 

昨日も戸次の食堂街で遅い昼飯を食べましたが

なんかいつもボウズの時に行ってる気がします。

次こそはリヴェンジだ。でも相変わらず日替わり定食は

美味しかったんでよかったです。でもそこの店の人も

クロ釣りが好きなようで魚拓飾ってるんですが

それ見ると目が痛い。まだ花粉が飛んでたかな?

 

数が多いので帰ってアジ捌くのめんどくさいなと思いましたが

そこも挫けぬ魂ですので小さくて捌きにくいアジを捌きました。

それでアジフライにしたら味はいいということです。

我が家の妹も「挑戦する」と言って食べました。小さいから

食べやすいだろ、ってところです。

 

僕の挫けぬ魂が挫けないうちに次こそ釣れてほしい

ものだと思います。左腕も治ってほしいものだと思います。

値上げなんてやめて値下げしてほしいものだと思います。

偶には臨時収入くらいあってほしいものだと思います。

心配事は何もなく暮らしたいものだと思います。

 

そして一番大事なのは

21トリソミーの治療が始まってほしいものだと思います。