汗疹(あせも)
フランス語では
boutons de chaleur
英語では
miliaria
聴きながら読んでね💖
今年は早くも、汗疹が出現。
どうやら夏よりも、湿度がこもる梅雨の頃のほうが汗疹になりやすいようだ。
うっかりしていた。毎年のことだが、顔よりも首の汗疹が激しいことを忘れていた。
痛みや痒みはないが、触れるとコンクリートのようにざらざらしている首。
もんのすごくいやーな気分なのだ。
しかし私には強い味方がいる。
肌荒れにはもれなく、メンソレータム系のクリームでケアするとしっかりと治してくれるのだ。
さすがは老舗の治療薬。無香料無着色は必須。そして何より、非ステロイドなので安心して使える。塗った後のべた付きもなく、子供や高齢者にも使いやすい。
汗疹の話からは少し逸れる。
最近は皮膚トラブル用に、ステロイド含有薬も市販薬として販売しているが、たやすく使わないほうがいい。含有量にもよるが副作用が出る可能性が高いのだ。
塗り薬の副作用の例としては
皮膚が薄くなる
毛細血管が目立つようになる
できものが出やすくなる
酒さ様皮膚炎の発症
感染症に罹りやすくなる
免疫力が落ちる
というものがある。
また、長期にわたって、特に皮膚の薄いところに塗り続けていると皮膚の萎縮や水虫など、別の病気にも罹りやすくなるのだ。
できれば汗疹にすらならないに越したことはない。しかしなってしまったら少しでも早く治せる体作りを普段から心がけておきたいと思う。
やはり納豆やヨーグルト、緑黄色野菜と良質なたんぱく質、魚など、食生活が何よりの基本なのだ。暑さのせいで麺類ばかり食べていては太るわ栄養は偏るわで、皮膚疾患も治りが悪くなってしまう。
人間の体は食べ物で出来ている。
メニューを決める前に栄養バランスも考えよう、と自分自身も汗疹まみれの首を眺めながら、しみじみ感じ入るのであった。
ステロイド含有薬は皮膚科に行けない時に限って使うほうが安心。