今日は水曜日。

お待ちかね、中森明菜さんのセルフカバーが

YouTubeで発表される日。

 

 

 

「BLONDE」ジャズバージョン。

 

 

ピアノの名器、スタインウェイを始め適度にドライでスタイリッシュな伴奏を従えて囁くように口ずさむように…でも意思は

相手にLOCKONするように歌い上げる明菜ちゃん。

 

今回もカッコよかったです。

 

 

そして思うのは

明菜ちゃんが稀代のファッショニスタであるということ。
80年代から女の子たちのファッションリーダーだった明菜ちゃん。
当時は聖子ちゃんカットが世の中を席巻。普通の女の子だけではなく現役アイドルまで聖子ちゃんカットで笑顔を振りまく中、長くつややかな髪を柔らかく巻いて、自分だけに似合うメイクと衣装を纏ってカメラをきりりと見据える明菜ちゃんは特別な存在だった。彼女は髪型を真似るだけで可愛くなれると思うなんてことは幻想だと世の中に突きつけたのだ。磨き上げる努力を怠るな、と。
 
明菜ちゃんの衣装を真似たファッションが街に溢れ、それを着こなすには可愛いだけじゃ足らない「自分の個性」を考える女の子が増えたのもその頃からだ。
 
youtubeで歌う明菜ちゃんのファッション、やはり素敵だ。
本当にカッコいい。真似したいと思う。こんなふうに着こなしてみたい。
 
「BLONDE」では肩あきニットの下にフレンチスリーブのカットソーを着ているのが見て取れる。肌の露出の分量が計算されているのだ…それゆえ色香と奥ゆかしさが介在する大人の女性の魅力が感じられる。

 

 

 

 

 

 

 

フレンチスリーブのカットソーはタンクトップよりも体のラインをシャープに見せてくれるので、一枚持っていると便利なアイテムだ。

 

【大きいサイズ】【手洗い可能】ショルダー釦ノースリーブリブニット/クイーンズコート(大きいサイズ)(QUEENS COURT)

 

そして足元にはハイヒール!

ヒールが苦痛だなんてケチ臭いことを考えもせず、うんと高いハイヒールを背筋を伸ばして履く姿。やっぱり素敵だね。

 

この靴は珍しいウエスタンスタイルのヒールかな?

あまり見えないけれどボトムスとのバランスがすごくいいと思う。

 

 
最近は「足が疲れにくいから」と言ってぺたんこな靴や、高さはあるけれど厚底の靴でどたどた歩く人が多い。明菜ちゃんはきっとそんな雑踏の中でもハイヒールを粋に履きこなして颯爽と歩いて行くのだろう。
 
自分のリズムで。