何といったらいいのだろう | カズの何でもかんでも乗ってみよう

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誰もすなるブログといふものを、私もしてみむとてするなり。

僕の育った海です。

僕の家は漁師の家ではなかったけど、こっそり海で遊びました。
船遊びは川、海は仕事の船。
漁師の家の友達は、殴られながら海と船を覚えていたようです。
親には、「用もないのに海に行くな、死ぬぞ❗」ときつく言われてました。
8月に入った土日には、浜には必ず黒山の人だかり、土左衛門が上がってました。

ソ連に拿捕された人などもいて、友達は、ソビエト大使館に行き「おじちゃんを返してください❗」と叫んできたとか言ってました。
おじちゃんは帰ってきたけど、船は帰ってこなかった。

こんな海こんな船。
なにしろ、一月以上漁がない、船が出せないなんて普通でした。
初めて東京湾で遊んだとき、「こんなの海じゃない❗」と思いました。
今の東京湾と違うんですよ。
あそこの兄ちゃんは、ロープで足巻かれた何て漁師じゃないわが家でも日常会話。
今でも海に出るときは、それなりの覚悟をしているような気がします。

今でも、「いいねぇ、遊びで海に出るのか。」と思われている気がします。

悲惨な海の事故、気が滅入るのですが、何といったらいいものか。

僕にはよくわかりません。

ただただご冥福を祈ります。

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