追悼放送 | カズの何でもかんでも乗ってみよう

カズの何でもかんでも乗ってみよう

誰もすなるブログといふものを、私もしてみむとてするなり。

市原さんは、「家政婦は見た」で評判がよかった。
忘れられないのは「時間よとまれ」のストリッパーの芝居です。




いいできだった。
「黒い雨」戦後文学の最高峰です。


あるバーで、演出家と議論したことがあった。
「"父と暮らせば"をやるんだよ。稽古はいいできだよ。」
「なんで、井上ひさしなんかやるんですか❗"黒い雨"をやらなきゃ意味がありません❗悦子さんも東京でやったんだから、今ここで、"黒い雨"をやらなくっちゃ❗本は、大橋先生が書いてくれます。稽古場の"広島に咲く花"、"黒い雨"うなぎの遡上そのものですよ。」
稽古場には、版画の好きな大橋先生に送られた"広島に咲く花"がかけられていた。
演出家がポツリと言った。
「そう考えているやつがいるんだ。"父と暮らせば"もいいできだよ、見に来い。」と言われた。
Sさんがやった。
ちょっとあざといところもあったけど、原田芳雄よりいい出来だった。
悦子さんは、東京で縛られた芝居をしたように思う。
「どこでやっても、お金をもらおうが、もらうまいが、やることは一緒だよ。
やりたいことを、やりたいように出来るのが、いいに決まっているんだよ。」
僕は、心の底からそう思っています。
悦子さんのいい芝居を見たいと思っています。
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