編み物本の動向はAmazonのお勧めで知る今日この頃。
フと気になる本を買いました。

タイトルはズバリ

棒針の作り目と止め 211種類のバリエーション



思わず再販か復刻ですか??って突っ込みそうになる
クラシカルな表紙で、『模様編み500』的な新しいものを
さほど期待させない地味な見た目の本。。。



すでにCast On ,Bind Offっていう洋書で
54種類の作り目と伏せ目(作り目33種類、伏せ目21種類)が
掲載されている本は持っていて、

英語は読めないながらもこれはこれで地味に役にたっているけど
日本語の本が欲しかったから買っとくか~。

位の気持ちで買ってパラパラっと読んでみたら、
この本とは結構な別物でした。
(って、英語が読めると別物じゃないかもしれないけれど。。)

解説がとにかく超細く、詳しくて、こんなこと知りたかった!
っていう痒いところに手が届きまくりの内容。

ついつい読みいってしまいました。

まずこの本。

作り目、伏せ目の編み方が
イラストと日本語文章で丁寧に分かりやすく解説してある。

っていう当たり前のところはよくある技法本、基礎本に
負けないレベルできっちり丁寧におさえつつ

すべての編み方が体系的に分類・紹介・解説されていて
まるで作り目伏せ目の百科事典みたいな感じでした。

例えば日本で紹介されている一般的な作り目
(Basic Long Tail Cast On)も

まっすぐな縁になるのが特徴で
ほとんどのアイテムに幅広く使えます。

的な特徴の解説とおおまかな使用用途はもちろん。

糸端をどのくらい残して作り目を始めるかの考察。
作り目の途中で糸が足りなくなった場合の方法。
糸端の長さを決めずに編む方法(別玉を使う)。

とか、かなり詳しく突っ込んだ解説がされています。

イラスト付きの編み方は作り目の針の本数や指のかけ方で
微妙に違う4つのバリエーションの方法が紹介。

各作り目に対して同じ見た目になる伏せ目も
合わせて紹介されているし、
主なものやよく使われているであろう技法では
編み地の写真が掲載されていたり
長所、短所なんかも書いてあるのも嬉しい感じ。

別名、作り目や伏せ目の特徴、使う目的などが
表になってるとか、あんたどんだけできる本なんだ!

っていうね。



こういうの大好物。


YouTube先生もいいけど
やっぱ本だと見やすいし調べやすいよね!

っていうアナログ全開な人はもちろん、

ハマりすぎてうっかりアカデミックな目線で
編み物に向き合ってしまう。。。

って感じの人も。

いかなる理由であっても編み物にハマって
編み物に対する好奇心湧きまくりの人なら
時間を忘れて読みいっちゃいそうな本だと思います。

っていうか、これが2000円で買えちゃうとか、、、。

編み物『英文パターン』ハンドブックといい、
今年は未年パワー(?)で編み物の良本が多くて嬉しいです★


あと。。。
先月末にやっていたmonmoiのセールで
ガッツリ冬糸(coastは夏糸?)を補充しました。


かわいい~。
やる気でる~。

ってことで。

30度越えるって天気予報を見ちゃったり、
夏糸で編みかけてる物もあるけれど、

うっかり冬糸も編み始めることにしました。

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