トランプ大統領は、”自分が正しいからそれに反対する相手は間違えている”と

主張して閣僚をたびたびくびにしているようだ。

この自分だけが正しい、というのは会社では上司の姿としてよく見受けられる。

そこには、必ずといっていいほどその人の”過去の経験”がある。

人間の一人の業務の経験値などたかが知れているとは思うが、

それがすべてだと信じて自分だけが正しいと思い込むと非常に厄介だ。

そういう人は自分のミスを認めようとはしないし、自分の責任も認めようとは

しないのではないだろうか。

自分だけが正しいことなどそもそもないのだが。。。。

哨戒機に射撃統制レーダーを照射したとして、日韓が去年から揉めている。

韓国側の主張には一部理解しにくい部分があるが、韓国政府が一度北朝鮮と親密になる

ということを決めてしまえば、あのような対応になってしまうんだろう。

 

いずれにせよ国のトップが日本は敵、というような観点を持つと

あとは行けるとこまで行くしかないような気がする。

セミナー中はメモをとることができないためただ聞いていたが、4日間で情報量がかなり多くとてもではないが覚えられなかった。
その日の終わりに振り返りシートが配られるが、細かな部分はほとんど覚えていない。
セミナーを終えた後は、内容がそれほど頭に入らず消化不良といった感じで毎日を過ごした。

仕事では会話はあまり続かないものの、相手の発言に対して少しづつ反応ができるようになり、
会話がはずむようにはなった。
しかし周りから見れば、やはり不自然に見えただろう。
最初にセミナーを受けてから6か月くらいはこんな状態が続いた。

世の中のさまざまなビジネスモデルを友人と話していた時に、

〇〇のビジネスはよくない、という話題になった。

 

たしかに世間一般では、あまり評判がよくない。

ネットでは真偽が定かではない情報も書かれている。

最近ではわからないことはすぐにネットで検索できるため、

検索の上部に出てきた情報だけで判断してしまうことが多い。

 

人間が物事を判断するときに、判断しやすい情報にすぐ飛びついてしまう。

あまり全体像を見ようとはしない。どうしても人間の脳は、

部分や違い、過去の情報と結びつけてしまう。

 

それが結局思い込みや固定観念といったものになってしまい

思考が固くなる。。。

相手は知人と電話中。

 

知人には娘さんがいるが、彼女はもう長い間父親をさけている。

その原因が父親の物の言い方にあるようだが、それに本人が気づいていない。

 

”威圧的で命令口調になっているようだから、それをすごいプレッシャーに感じているみたいだよ。”

”いや、俺はそんなつもりで言っていない。”

”そのつもりはなくても、相手はそう受け止めている。”

 

こんなやりとりが続いている。よくある親子のすれ違いかもしれないが

こういうケースは職場でもよく見受けられる。

 

自分にその気がなくても相手は違った受け取り方をする。

そんな意味ではない、といってもお互いの観点が異なるので

平行線のまま物事が進まない。。。。

 

人間には観点がある、というのに気づかないと解決しないだろうな。

しかし、年をとるにつれ自分の考えが強化されるのでこれは高いハードルになる。

セミナー後の変化として、職場では相手の発言の真意を考えるようになった。

なぜそういうことを言ったのか?どんな意味があるのか?

今まではおそらくこういう意図があったのだろう、と軽い感じで受け取っていたが

それをより深堀していった。

 

ただそうはいっても会話は発展することなく、そのまま終わってしまい

中途半端な状態が続いていった。相手に何か注意されても、

言葉が出てこなかったので会話が続かない。。。

 

この状態はしばらく続いて、仕事もやりづらいことがたびたび発生した。

そして、再度同じセミナーを受けることにした。

中途採用の面接を先日受けたが、こちらが想定していた状況と若干異なっていた。

 

だいたい自己紹介から始まって、今までの経歴を説明していき質疑応答を行う

のを予想していたが、実際は僕の持っているスキルをどんどん言ってくれというような感じで

和気あいあいと進行していった。

 

”まだ小さい会社なので自分ができることを積極的にアピールしてほしい”、

ということで様々なチャンスがありそうだ。

 

今まで何十社と面接を受けたが、会社の状況により面接方法も内容も

かなり変わってくるというのを実感した一日でした。相手の会社の現状を

考えることもかなり重要。

 

以前勤めていた会社での出来事。

 

月曜日に出社してメールを開いたところ、取引先からリンク先から登録をしてほしい、

という内容のメールが届いていた。

リンクをクリックしたが、”有効期限が切れている”というメッセージが表示され

登録ができない。メールを読むと、リンク先の有効期限は送信から24時間以内と書かれていた。

 

しかし、このメールが送信されたのは金曜日の20時!

月曜日にクリックしても期限が切れている。そのメールに返信して、金曜日の夜にメールを

送っても(月曜日には)有効期限が切れているので登録ができない、

有効期限を延ばしてほしいと書いたところ、帰ってきた返事は”仕様になります”というものだった。

 

仕様であることに間違いはないだろうが、金曜日の夜に24時間有効なリンク先を送っても一般的には対応できないのはわかるはず。

それに文面からすると、仕様だから自分の責任ではないというかんじだった。

 

送られた相手からすると、この返信では不適切と感じてしまう。

相手の立場にたって返事を書くのがサポートとして重要だと痛感した瞬間だった。

あのセミナーは今まで受けたことのない内容で、かなりの衝撃を受けた。

その反面、自分の生活との結びつきまでは理解できていなかった。

 

これを知ることで自分の何が変わるのだろうか?日常生活にどう活用すればいいのか?

仕事にどう影響するのか?何もわからないまま、最初のセミナーが終わった。

いきなり新しい情報が大量に入ると人間は混乱するのかな、と考えていたが多分そうなのだろう。

 

その後、やはりきちんと内容を理解したくて、また夏にこのセミナーに参加することにした。

しかし、そこでもやはり内容が複雑で理解できない。。。セミナー中はメモが取れないので

なんとか覚えようとするが、3日間も話し続けている内容を暗記するのは、さすがに無理だった。

 

ただなんとなく人間の意識というものが、どういう風に生まれるのかを意識するようになり

少しづつ仕事への変化が出てきた気がした。

数年前の調査によると転職する理由で最も多かったのが、「人間関係の悪化」が1位で、「人事制度の不満」が2位だった。

人間関係で転職したとしても、転職先でまた同じ問題で悩む人は多いと思う。

 

人間関係が悪化する原因はどのようなものだろうか。その人によって異なるだろうが根本的な原因は

どれも一緒ではないだろうか。あの人の発言、または行動が自分にとってはいじめであったり、

いやがらせであったり、という風に感じることがほとんどだと思う。

しかしその相手はこれに気づいておらず、こちらの気持ちも考えたことはないかもしれない。

 

お互いのすれ違いがなぜ起きるのかといえば、やはり人間同士の観点の違いではないだろうか。

人間にはそれぞれ観点がある、ということを認識すれば転職理由も変わってくるかもしれない。