真夏日が続き、花火が夜空をいろどるようになると、避暑地の風景に

思いをはせるのではないでしょうか?

そこで今回は、日本とイギリスの代表的な避暑地を訪ねて

みたいと思います。

ともに共通するテーマが、皇室、そしてキリスト教(スコットランド)です。

軽井沢

天皇が皇太子時代に、軽井沢のバニング女史(家庭教師)宅で4年間

過ごされ、後に皇后様と軽井沢テニスコートで楽しまれたことは、私たち

の記憶に新しい。


この軽井沢を世界に広めたのが、ショー宣教師であることは周知の

通りで、今年もショー記念礼拝堂のポスターが、町中の至る所に掲示され

て、イベントの案内が目に入ります。

ショウー宣教師はカナダから来られていますが、幼い時は両親と故郷の

スコットランドで過ごしました。軽井沢を通り過ぎる際に、幼少時の

記憶が呼び起こされたのか、何にもないカラマツ(北原白秋の詩)の

原風景の中に、粗末な住居とチャペルを建てたのが避暑地としての

始まりです。

今は軽井沢銀座までは商店が建ち並びますが、ショー記念礼拝堂

(ショーShowではありません)から奥は、森林浴の原風景に戻ります。

Shaw氏は、普段は東京の芝公園〔ネリウム社あり〕に住み、福沢諭吉など

に大きな影響を与えたと言われています。



バルモラル城

イギリスの皇室の夏の避暑地で、バッキングハム宮殿から

バルモラル城に皇族が行かれたというTVニュースが夏に流れると

国中が、本格的なホリデー・シーズンの幕開けとなります。

ロイヤル・ディー(dee)サイドと呼ばれ、Aberdeen市(長崎グラバー「亭」

の出身地)に流れこむディー川の畔に御影石で建てられた美しいお城で、

最も私が好きになったドライブ・コースの一つで、お勧めです。

近くにスコッチ・ウイスキーの蒸留所があり、水と空気のおいしい場所で

すが、軽井沢のような商店街は、一切ありません。

チャールズとダイアナの、最初の出会いの場所でもありました。

友人に連れられて日曜日に近くの教会に入ると、軍楽隊の行進を先頭に

エリザベス女王とダイアナ妃も入ってこられ、10数メートルの至近

距離で1時間あまりを過ごすという、避暑地で最高の思い出となりました。

(ちなみにエリザベス女王は、英国国教会の首長だそうです)

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私たち一般庶民から、物理的には遠い存在にある皇室とスコットランド

(キリスト教)が、夏の避暑地ともなるとぐっと近くなるのは、なんとも

感慨深いものです。


それでは、ネリウム・クリームの沐浴動画で、ご一緒に涼みましょう。

医者に行っても原因不明だった(おそらく加齢)私の「ふくらはぎのむくみ」

も、ネリウム・ボディークリームでかなり治り、夏を涼しく過ごしています。