昨日発売されました月刊エンタメ2014年1月号に、山田みずほちゃんのインタビュー記事が掲載されています。ガイシホールコンサートの「組閣」にて同期が大量昇格する中、みずほちゃんの名前は最後まで呼ばれませんでした。

みずほちゃんはその日のうちに支配人に卒業を申し出たそうです。しかし、周囲の慰留や、このまま負け犬のようにグループを去る悔しさから卒業を思い止まったと記事は伝えています。

みずほちゃんは加入当初からダンスが苦手で苦労したようですが、研究生公演では黄色チェリーを努めたことから運営の期待値は相当高かったと思います。

神戸での昇格発表後はまさに破格の扱いで、紅組センター、AKBカップリング曲におけるSKE48センター、CM起用、多数のメディア出演など、同期13人の中で10番目に「やっと」昇格したメンバーの扱いではありません。AKBほか各姉妹グループにおいても、さすがにここまで極端な例はないですね。

では、ちょきんちゃんはなぜ春の昇格を見送られたのでしょうか。ここからは運営の立場に立って勝手に妄想してみたいと思います。

ちょきんちゃんは、愛くるしいルックスとは対照的に、本人の弁によると、自己主張が強く極端な負けず嫌いだそうです。ダンスの先生に注意され、ふてくされた態度を取ってしまったり、些細なことで同期とぶつかってみたり。いわゆる若気の至りというやつですね。

仮に運営が、みずほちゃんを将来のグループリーダーや選抜センターに育成しようと目論んでいたならば、先輩後輩問わず全メンバーから尊敬される人間性や、後輩の育成指導力、圧倒的なステージパフォーマンスを身に付けることが必要不可欠です。

一方で、ガイシの大量昇格発表は、今思うと「組閣」の影に隠れたため個々の印象が薄く、神戸での涙のサプライズ昇格の方が圧倒的に「おいしい」シチュエーションでした。

すなわち運営は、みずほちゃんに研究生公演のリーダーとして、より一層の協調性や責任感を修得させるために敢えて愛のムチを振るう一方で、満を持して将来のエース候補として売り出す準備を進めていたことがわかります。

また、みずほ昇格できずの知らせはファンの心に火を着け、ラジオのパーソナリティ投票企画では、AKBご自慢の三人組や博多の選抜メンバーを一蹴し、グループ研究生一位の座に輝いています。劇場やライブ会場でのみずほコールの大きさは選抜フロントメンに匹敵するものがありました。

記事によると、コンサート終了後に泣き崩れるみずほちゃんの横で、ずっと寄り添っていてくれたのは松井玲奈ちゃんだったそうです。「ステージが楽しいのなら辞めちゃダメ」メールで励ましてもくれたそうです。玲奈ちゃんは「ちょきんしてねえ」のキャッチフレーズの産みの親であり、髪型など多くのアドバイスをみずほちゃんに贈ってくれました。玲奈ちゃん、ありがとう。

恵まれたエリート人生を歩んできた山田みずほちゃん。SKEで挫折を味わったことで、一段と素敵な人間に成長しつつあることと思います。日々の劇場公演を通じ素晴らしいチームで多くのことを学び、近い将来SKE48を引っ張る存在になってくれることを信じています。

snowman雪

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