*前回ブログ「競輪 ライン車券 vs 筋違い車券(初心者向け)」に語句説明があります。先にご覧いただくことをお勧めします。


私の独自の展開分析方法は前回のブログに載せていますが、今日はそれを使って競輪場別の決まり手の傾向を見てみましょう。

各決まり手の全競輪場平均出現率を指数100としたときの比較になります。


奈良競輪場(333)
1a2a = 137
2a1a = 101
1b2b = 100
2b1b = 128
1a2b = 117

傾向:
Aラインの先行・捲りの押し切りが圧倒的に多いですね。
また2b1bを見るとBラインの「ちょい差し」も全場平均より28%多いことを意味しています。
それに関連して、1a2bの「捲りの前残り」も決まり易いことが分かります。
普通の本命党がなって欲しい展開になりやすいバンクだということが分かります。


函館競輪場(400)
1a2a = 101
2a1a = 105
1b2b = 88
2b1b = 106
1a2b = 107

傾向:
標準的な400バンクなので平均からそんなに外れてませんが、奈良と比べると違いは明らか。昼夜で頭は切り替えた方が良さそうですよ。
Aラインは若干ですが、差し目が全場平均より良くなってます。
注意して欲しいのは、差し目の方が押し切りより多く出現する訳ではありません。あくまで全場平均との対比を表しています。
イレギュラーなのはBラインの押し切り(1b2b)が悪いですね。
総合的には少しだけ差し目有利と言えそうなバンクです。