私は同僚からこんな話を聞きました。

ある鹿児島の養豚場の社長が言っていたそうです・・・。


豚の飼料にかかるコストが高いので、何とかコストを削減する方法が無いものかと思っていた。



ある日。コンビニの裏でアルバイトの男の子達が賞味期限切れをしたお弁当を捨てているのを目撃。

賞味期限が切れているといっても、別に悪くなっているわけではない食べ物なので、それを安く譲り受ける交渉をして、その結果、大幅なコスト削減ができるようになったと喜んだそうな・・・。


その後半年してから。

豚の体調に異変が起きた。

お母さん豚の羊水がにごり、汚くなってきた。そして死産まで出る始末・・・。


その社長が一生懸命考えた。

何が半年前と違うのか。

それはどう考えても飼料を変えたことに他ならなかった。

もうこうなってしまったらコストどころの騒ぎではない。

社長はすぐに飼料をもとのものに戻したという。


後日。私がこのエピソードをA食品会社のマーケテイング部の方に話したところ。

「え?知らなかったんですか?そうですよ。それは常識です。コンビニで買ってきたお弁当に入っているご飯を冷蔵庫に入れても、自宅の日やご飯のように硬くなりませんよね?ご飯を炊く前のとぎ汁はいろんな薬品が入っているから真っ白なんですよ。」という。


ふーむ。

それはそうかもしれない。

それ以来、怖いのでコンビニでお弁当は買いにくくなった。


その後、そんなエピソードを今度は別のB食品会社の役員と話す。

すると今度は。

「コンビニはきちんと衛生の勉強もされているし、悪いものをどんどん排除しようとしていますが、問題なのはデパ地下ですよ。」とおっしゃる。


えええ??

「デパ地下の裏にはたくさんねずみが走っていて、衛生管理の意識が低いんですよ。それに。そこで売られているパッケージに入っていないお豆腐なんて、ずっとホコリが舞う中で水に漬かっている。どう考えても、雑菌は入り放題。あんなもの怖くて買えません。でも、一番怖いのはフルーツや野菜のジューススタンドです。火を通してないから不衛生です。しかもあの空気の中で・・・。」ですって・・・。


こうなったら、何を信頼して、何を食べたらいいのか、わからなくなる・・・。

それ以来、私はどんなに帰りが遅くなっても、なるべく自宅で食事を作って食べるようになった。

・・・・そしたら、遅い時間に食べるのと、一人暮らしなのについたくさん作りすぎてそれを食べてしまうので、ぐぐっと太ってしまった。



上記の例は私が実際に耳にした話ではありますが、どのエピソードも「聞いた話」で、実際に自分が検証して確認したわけではありません。どうか、この話があくまで「噂」でありますように。。。


でもね。みなさま、ご安心を。

私はたくさんの食品業界の皆様とお仕事でご一緒しますが、決して全ての「儲け主義」優先でお客様をないがしろにしているわけではありませんよ!こうしている間にも、顧客満足を掲げて日々努力されている会社がたくさんです。


消費者である私たちがしっかり賢くなって、そんな所を嗅ぎ分けて応援していきましょう!