期待通り。 | いかりんの異星人が行く!!

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「昨日、いなかったでしょ。」

夏を思わせるような日射しと暑さが戻った先週末、息子の母校 清真学園で開催された 第41回 創陵祭 【Symphony】での私への最初の言葉。

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土木作業員として奮闘する現在の私は、土曜日が休みではない。

したがって創陵祭の初日、土曜日にはお邪魔することが出来なかった。

土曜日に欠席してしまった私は、たくさんの方に心配をかけたようで、皆さんの期待に応えられなかったようだ。

 

 

しかし、今年の創陵祭も来場された皆さんの期待に応えられたはずだ。

しかし、毎回のことながら創陵祭を堪能するには時間が足りない。

ましてや、初日を欠席してしまった私には残された時間は『あとわずか』。

息子たちの世代、第34回創陵祭Tシャツを着こみ、まるで体育祭へ出かけるかのような服装で清真学園へ。

まずは、ユニフォームとなるTシャツをGetするべく講堂前の販売所に並ぶ。

午前9時、販売開始の列は10数人。

6人目に並んだ私、いつの間にか廊下に示されたウェイティングラインを越えていたらしく、生徒に注意を受けたガーン

目の前に欲しいものを並べられたら、待ちきれない性格なのだ。

ライムグリーンのTシャツを手に入れ、9時30分までの時間を活用。

とはいっても、正味10分程度。

気になる企画が多い中学棟をひとまわり。

9時30分、講堂へ。

高校2年生有志による劇【月光の夏】を観賞。

太平洋戦争中、特攻隊出撃前夜に突然学校へ訪れた特攻隊員がピアノを演奏したという出来事をめぐるストーリー。

高校2年生たちは、創陵祭実行委員として活躍するため練習時間も限られている。全員がそろっての全体練習はできなかったらしい。

しかし、そんなことを感じさせない完成度。

ラストのピアノの生演奏、スライド、ナレーションの調和に感動。

思わず涙。

期待に応える出来栄えに、上演終了後もしばらく席を立つことが出来なかった。

 

劇鑑賞後は、目玉企画の一つで腹ごしらえ。image

地元鹿嶋地方の野菜を使った秋野菜カレー。

前日の天丼を食べれれなかった悔しさを晴らすべく、誰よりも早くカレーを食す。

スパイシーなカレールーに素揚げされた地元野菜の甘み。

期待に応える味わいだ。

 

お腹を満たした私は、ふたたび中学棟へ。

中学生はすべてのクラスがクラス企画を展示しているので活気がある。

まずは3階、中学3年生のフロアーから。

【池の水全部抜く大作戦】。

おなじような企画が、TV番組として人気になっているので、発想そしては安易ともいえるが、実際やってみると重労働だったに違いない。

理科棟横の池は創設40年間、一度も水を抜いたことがないらしい(ほんとうなのか?)。

いわば、清真学園創立40年の歴史が詰まっている訳だ。

案の定?期待通り?池の中からは想像もしなかったものが発見されたようだ。

ドジョウや鮒、それにいるはずのないブルーギル。

そして、いるはずの金魚は一匹もいなかったらしい。

さらにあるはずのないものもたくさん…imageimageimage

名前が書いてあるものもあるらしいので、心当たりあるの卒業生は是非引き取りに来ていただきたいw

その際には40周年記念事業への協賛もお願いする。

これらのほとんどのものは、『池の中にあった』というより『池の中へ投げ込まれた』ものだろう。

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来場者には、しおりも配られ『おもてなし』もバッチリ。

期待通り、今回の最優秀賞を受賞

中学3年生の企画は、ほかにも【3D教科書~見て学ぶ食物網~】【明治維新やめるってよ。】【日本地図 上から見るか 横から見るか】と見ごたえ十分。

【日本地図 上から見るか 横から見るか】は、東京大学地理部の立体地図を彷彿させる日本地図だった。

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ちなみに高校棟1階社会科教室でも同じようなものを発見えっ

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こちらへは、期待したよりも来場者が少ないようで残念だ。

富士山は円状に広がっている訳ではなく、北西から南東方向に楕円状になていると解説していただいた。

 

そして中学棟3階のイチオシ企画、中学生の夏休み課題コーナーへ。

人知れず展示されている中学生たちの夏休みの課題。

私は毎年この企画を楽しみにしている。

今年は、びっくりしたことに中学1年生の学年主任がいらっしゃって楽しいお話ができるという特典がついた。

楽しい時間はアッという間に過ぎる。

話を遮るようにピロティでの【めだちたがりボンバー】へ。

発表者、観客の熱気につられ、私も手を振り上げタオルをまわした。

息子たちの世代、7年前以来、あのステージに立つことがない…

「来年こそは」と決意を新たにした。

 

その後は、高校棟をひとまわり。

高校1年生の夏休みの課題【オープンキャンパスレポート】を確認し、進学希望状況を推察するのが、私の楽しみ。

明確な目標、志望校が定まっている生徒が少ないように思えた。

これからの進路がますます楽しみなのだにひひ

 

最終公演の時間に合わせプールへ。

思い返せば、息子が【清真学園】を知ったのは、TV放映された《全国高校ウォーターボーイズ選手権》だった。

私がこうしていられるのも、ウォーターボーイズのおかげなのだ。

今回のウォーターボーイズも期待通り、キラキラと水しぶきを光らせ、青空へ高く飛び、笑顔がはじけ、『これぞ青春』というカタチを魅せてもらった。

 

最後に講堂へ戻り、中学オーケストラを観賞。

中学校でフルオーケストラを組める学校は、全国でも少ないだろう。

その環境がある清真学園は、音楽を楽しみたい子どもたちには期待通りの学校なのだろうと、演奏する生徒たちの顔を見ながら感じた。

 

 

今年も創陵祭を堪能したつもりだが、やっぱり時間が足りなかったというのが正直なところ。

しかし、毎年期待以上の企画を準備する清真学園の生徒たちはたいしたものである。

また、こうして創陵祭を企画運営することは、『前例のない』とも『変化が激しい』ともいわれるこれからの時代を期待通りに生きるためにも、自分たちで考え行動したこの経験は大いに役に立つだろう。

 

たくさんの『期待通り』をありがとう。

 

 

 

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