まぁあえてひとつだけ僕なりのエピソードをご紹介しますと、

 

 

毎回全身『GIORGIO ARMANI』でスタイリングされた巨匠との撮影は、大体いつもまず現場をリラックスさせるために、被写体との笑顔を溢れる世間話にそのほとんどの時間を費やされ、シューティング自体は一瞬で終了してしまうもんですから、毎回紀信さんに「お疲れ様でした〜!」と声をかけても、必ずややんちゃな顔で「全く疲れてないんだよ。」と憎まれ口で返してこられたのが、今となってはいい思い出かな...。

 

まっ、それは置いといて、確かに未だ僕の周りにも数名おりますが、実力がない割に やたらとなぜかプライドだけは高い人に限って、勘違いもいいとこで 自分の名前をつけた「XXスタイル」とか「XXメソッド」などと言いたがると思いません?

 

いい歳こいて「忙し過ぎて」とか「寝る暇もない」とかの「自分は売れてます!」的なセリフをいちいちSNSに投稿するのもどうなんでしょうかね〜。

 

僕的にはただただ失笑しか生まれないんですが、もしかしたら僕の心が狭いのかな...。

 

もう本来僕らの年齢ともなれば、いい加減自分を大きく見せるような醜い行為からは距離を置き、もっと自然体の自分を素直に受け入れて行動をしないと、誰からも相手にされない、まさに「老害」と化してしまうことが まだ全然理解していないんでしょうね...。

 

そういった人たちの特徴として、どこか若い頃の年齢で止まってしまうピーターパンシンドローム的なところがあると言いますか、自分の年齢を自覚していないところがあるのは確か...いつまでも若くいたいと願うのは誰でも考えることですが、それとは別に、やはり歳相応のスマートな生き方をしていないとちょっと見てて痛いよね。

 

この業界には年を越すごとに一歳づつ公表年齢が若返る不思議な美魔女や、あまりに金と地位、そして色欲しさに 平気で自ら経歴詐称をする強者もたくさんおりますので、(😅)まぁこんなことは日常茶飯事でどうでもいいことかもしれませんが、何度も言う通り、もう江戸時代ならとっくに死んでいる歳なんですから(笑)、もういい加減にもっと心に余裕を持ち、人の目を気にせず 自分なりにのんびりと優雅に暮らすのが一番...なのでみなさんも誰からも煙たがれない 、素直でお茶目なおじいちゃん & おばぁちゃんになってくださいね...。

 

と、まぁ愚痴とまではいかずとも、同業者としてつくづく悲しいなぁと胸を痛めたもんですから、つい長々と文章を書いてしまいました...誠に申し訳ございません。

 

(続く...。)