2004年10月の放送開始から19年半に渡り、各界の著名人が「先生」として登場し、時事問題などを分かりやすく伝える番組として愛されてきたNTV世界一受けたい授業でしたが、ついに時代の渦に巻き込まれる形で、残念ながら来年3月いっぱいで終了となることが発表されました。

 

 

スタジオを学校に見立て、巨匠堺正章氏が校長先生...そしてくりぃむしちゅー」上田晋也氏が教頭、有田哲平氏が学級委員長といったポジションで長年努めてまいりましたが、このわたくし小川カズが担当する、巨匠のタイドアップスタイルも、あとわずかであまりみなさまにお見せすることができなくなると思うと、ただただ悲しいばかり...ネクタイ選びが得意な僕としては、これが終わると同時に 僕の仕事的にも、もうそんなにはタイを扱う機会は多くはないと思うので、あくまでも『やりがい』という意味では、やはりAIらの最新技術の進化に伴い、クリエイティブも必要としなくなった時代ということもあり、世代的に僕もそろそろスタイリストは勇退の時期かな...😌。

 

まぁ何かしら仕事をいただけるうちは拒まずやるつもりですが、僕的には自分の身体とこの業界の周りの環境を考え、自分の『命』ももって70歳までのあと12年弱と予想しているので、もう残りの人生を好きなことに費やし、今まで頑張ってきた証でもある多少なりの財産を豪快に浪費して過ごしていきたいと思っております。

 

財産を残す子供たちもいませんし、自分の棺桶に現金を詰めてもらうわけにもいきませんのでね...苦笑。

 

(続く...。)