四皿目は
「スイカ、牡蠣、じゅんさい、トリュフの入ったガスパチョ-ペティアン」。
ペアリングは生産量が少なく入手困難なイタリア・ヴェネト産のガルガーネガ100%で造られるオレンジワイン「Monte Del Cuca Menti(モンテ デル クーカ メンティ)」...心地よいフローラルな印象な味わいが、爽やかな「ガスパチョ」と相まって非常に良いバランス。
五皿目は「ズッキーニを挟んだ宮城産蝦夷アワビ 、鮑肝とビスクのWソース」。
それとの合わせはコート・ド・プロヴァンスの中でも高い評価をうける、ラ・ロンドの最高の区画から収穫されたブドウ(グルナッシュ、サンソー、ヴェルメンティーノ)をブレンドして造られる辛口のロゼ「Sainte Marguerite Fantastique Rose(セント・マルガリート・ファンタスティック・ロゼ)」...実に果実感や酸味などのバランスが取れたとても上品な一本。
ケーキなのかカステラなのかが区別がつかないような、世にも珍しいパンが登場したところで、
今度はお料理の前に先に登場したワインが、あの高級ムルソーの一級畑で育った、力強い味わいとエレガントさを併せ持つコート・ドールの代表格「 Meursault Blagny 1er Cru La Pièce Sous Le Bois( ムルソーブラニー プルミエ・クリュ ラ・ピエス スー・ル・ボワ)」。
そこに合わせられたのは、やはりお上品極まりないお魚料理で「長崎産 クエ ソースデュグレレ」。
(続く...。)