ジャニー喜多川氏性加害問題をめぐる、『スマイルカンパニー』と音楽プロデューサーの松尾潔氏との間で交わされていた業務委託契約打ち切り問題で、自らの発言により、さらに渦中のど真ん中に追い込まれた
山下達郎氏のLIVE TOUR「PERFORMANCE 2023」のNHKホール公演に、今回のトラブルを自分なりによく頭で整理しながら、こっそりと潜入して参りました。
今回のツアーは、今年に入って徐々に発売されている、1976年~1982年まで『RCA/AIR YEARS』にて発売された、アナログ盤、カセット、全8アイテムの2023年最新リマスター&ヴァイナル・カッティングを記念してセットリストが組まれているので、僕らが学生時代に涙した「FUTARI」や「潮騒」などの往年の名バラードを始めとする懐かしのヒットソング揃いの選曲ということでしたが、毎回同じ演出という旋律のカットギターで始まる「SPARKLE」からのオープニングや、中盤に行われるアカペラによる季節はずれの X'mas Songからのテッパン「クリスマス・イブ」。
さらに何十年と通い続ける顧客ファンのおじいちゃん & おばぁちゃんが楽しみにしている(笑)「クラッカー鳴らし」が定番の「LET'S DANCE BABY」から、アンコールでのお決まりの名曲「Ride On Time」&「恋のブギ・ウギ・トレイン」、そして再びアカペラで歌われるラストソング「YOUR EYES」と...まぁとにかく達郎という人は、自分の声がマイクなしでも会場の隅々まで届く小さめなコンサートホールで、この超がつくマンネリコンサートを死ぬまでやりたいんだなぁということは、よく理解できました。
(続く...。)