江戸時代の頃は、今で言う「居酒屋」たるものが存在していなかったため、お酒とともに多彩なメニューが楽しめる「蕎麦屋」こそが庶民の憩いの場とされていたのは、もうみなさんもご存知だと思いますが、今の時代でも それは変わることなく、真っ昼間からお気に入りの店で「蕎麦屋呑み」なんて言うと、やはり粋な男の代名詞であることは間違いないわけで、特にこんな猛暑続きで食欲もない時こそ、ふらっと近所の蕎麦屋に立ち寄り、まずは一杯ひっかけてから、〆でつるっと「せいろ」を一枚...なんていうのが暑い時期の理想的な大人の過ごし方と言っても過言ではないのでしょうか。

 

というわけで、僕も ここ二日間、朝 & 昼と何も口にせぬまま、ふらり夕方の早い時間から老舗蕎麦屋の暖簾をくぐり、一気に江戸時代にタイムスリップ!!

 

 

まずはご存知麻布十番『更科御三家』のひとつ更級堀井総本家』...泣く子も黙る 創業230年以上を誇る、超老舗のお蕎麦屋さんなわけですが、今やその人気も、他の麻布永坂 更科本店永坂更科 布屋太兵衛とは比べ物にならないほど差がついてしまいましたね〜😌。

 

(続く...。)