何度も言いますが、本来入ることさえ許されなかった歌舞伎という世界に身をおけることになったとは言え、やはり一番の本業はTVや映画、CM界での大人気俳優であった照之が、これまたまさかの誰かから足を引っ張られた形での男尊女卑思想主義者として、その業界から姿を消すことになり、さらに猿之助の事件により、結果自らが澤瀉屋」のトップとして 、父親が作った戯曲の主演をこなした上に 容赦なくこれからの歌舞伎を担う存在にならなければならなくなるとは、やはり運命の糸というのは、どこかで複雑にも絡み合いながら、結局はなるべくしてなるところに治まるということなんでしょうか?

 

それにしても「運命」とただひと言では言い表せないほど、あまりにその彼の人生がドラマティックすぎて、最後は涙無くして見てはいられませんでしたよ〜いやいや心の底からブラボ〜と叫びたい!!

 

 

終演後は歌舞伎座正面右側に場所が移された歌舞伎稲荷神社に参拝し、神様に今後の歌舞伎の発展をお祈りしつつ、ちょっと遅めのランチをいただこうかと、そのまま歩いて

 

 

伝統の江戸前鮨をシンプルに味わえる築地青空三代目 銀座三越へ。

 

(続く...。)