四代目猿之助も同じく『暁星』の10歳下の後輩ということで、僕も周りからよく諸々見解を求められておりますが、今回の舞台でもその場面が出てくるように、昔から自害をする時こそ美しく清らかな白装束と決められておりますので、あれだけ気品の高かったご両親がパジャマ姿で発見されているということは、自ら自殺を試みてはいないのではと考えるのが当たり前だと思うのは僕だけでしょうか?

 

まぁその事を話し出すと、憶測とはいえ 色々と話さなくてもいいことまで口が滑ってしまいそうなので、話は本題に戻しまして(😅)、

 

 

今回久々にチケットをGetした 歌舞伎座新開場十周年となる七月歌舞伎は、鶴屋南北原作の通し狂言 菊宴月白浪」...1821年に初演された本作は、1984年に三代目市川猿之助(現:市川猿翁)がスペクタクルな要素を盛り込み、約163年ぶりに復活上演したものを、今年四代目猿之助が満を辞して自らこれにさらなる演出を盛り込み 主役として挑む予定でしたが、

 

 

それを実現することはなく、代役として白羽の矢が当たったのが まさかまさかの市川中車とは...歌舞伎の世界にさえ近づくことを許されなかった彼が、父親である市川猿之助四十八撰の一つにも選ばれたこの作品の主演を演ずるどころか、スーパー歌舞伎の醍醐味でもある宙吊り(それもダブル宙吊り!!)までやることになるなんて、人生ってホント不思議なことが起こるもんであります。。。😌

 

(続く...。)