1ステージ目と2ステージ目の間には2時間近い休憩があったので、

 

 

幼き頃からじっとしていられない多動症気味な僕(笑)は、 すぐに思ったことを実行するタイプなものですから、

 

 

大好きな 1946(昭和21)年創業の老舗うどん屋さん道頓堀今井の支店阪急うめだ店までひとっ飛び...なぜ僕がこの『今井』にこんなにもこだわるかと申しますと、随分と昔の話になりますが、僕が二十歳前後のまだこのファッション業界に入ったばかりの頃、そのきっかけも作っていただいた学校(暁星)の先輩でもあるシンガーソングライターの山本達彦氏が所属する事務所(ユーミンこと荒井由美(現 松任谷由実)が契約第1号の作曲家となったことでも知られるアルファミュージックの代表取締役も務めていた、あの伝説のアルファレコードを設立し、でユーミンやYMOを成功させるなどプロデューサーとしても活躍してきた村井邦彦氏(彼も暁星!!)の最初の妻でもある、故大橋一枝さんが率いていた『ケイミュージック』。)のオシャレな打ちっぱなしのビルが、西麻布から日赤病院に向かう途中の路地裏にありまして、その2階部分に店を開いたのが、東京発進出を試みたこの『今井』(その後 5年ほどで営業不振により撤退。)。

 

恐ろしいぐらいなモダンでクールな店内に憧れを抱き、バブル期ということで確か当時は¥1500ぐらいしていた(当時の僕の給料はわずか¥30000...💦。)「きつねうどん」清水から飛び降りる気分でドキドキしながら頼んだ思い出は、今もはっきりとこの脳裏に焼き付いているわけですが、それ以上にその時初めて口にした『今井』の関西風の繊細な「出汁」と甘い「きつね」の味が頭から離れず、それから40年近くも経った今でも大阪に来る度にその東京にはない絶妙な出汁味を追い求め続けているというわけ...😅。

 

(続く...。)