そしてすぐにチェックアウトを終えてから
この長い渡り廊下を抜け、いざゴルフコースへと向かいます。
途中、コースの全貌が映し出されたパネルを拝見すると、よくもまぁこんな海沿いの絶壁にここまでの美しいコースが作れたもんだと、
つくづくここを設計した英人設計家 C・H・アリソン氏を尊敬するわけです...そうあの地獄の「アリソンバンカー」の生みの親といえば、みなさんもお分かりになりますかね〜。
元々は赤星六郎設計で進められていたこの『富士コース』なんですが、創業者の大倉喜七郎氏が、ちょうど『東京GC朝霞コース』や『廣野GC』の新設で来日中のアリソン氏に着目し設計を変更...依頼されたアリソン氏自身もこの川名の景観をひと目見ただけでとても感嘆し、ついに世界有数のリンクスが生まれることになったというわけであります。
その証拠に米国ゴルフマガジン誌が、2年に1度発表する『世界ゴルフ100選』の中で、日本のコースは二つだけ選ばれており、そのひとつが
ここ『川奈』でありまして、堂々の62位...もうひとつも同じくアリソンがデザインを手がけた関西の名門『廣野ゴルフ倶楽部』でして、そちらはなんと37位と、そう考えたらやはりいつかはラウンドしてみたいものですなぁ。
(続く...。)