ただこの日は公演後すぐに、あのイタリアンの頂点とも言える名店

 

 

Piatto Suzukiの予約が超久々に取れていたもんですから、お弁当は半分で我慢我慢。

 

 

満席なところを無理やり時間調整していただいたにも関わらず、まさかの席は調理場目の前のシェフズテーブル。

 

もうだいぶ長い付き合いになる、日本におけるイタリア料理界の重鎮 鈴木弥平シェフは、19歳の時に伝説のイタリアンシェフ平田勝氏に師事し、ラ・パタータクッチーナヒラタ、そしてヴィノ・ヒラタと渡り歩いた後の2002年...この『ピアットスズキ』をオープン。

 

1980年代以降突如と沸き起こった、本格的ボナセーラ系イタ飯ブームとはまた別に、当時の僕らの間でイタリアンと言えば、こってり濃厚系なCHIANTIと、あっさり繊細系のHIRATAの真っ二つに分かれた「東京イタリアン」と呼ばれるジャンルがございまして、僕はみなさんもご存知の通り 完全なる『CHAINTI』派だったわけですが、やはり歳を取るごとにあの『HIRATA』派のあの絶妙に儚く、そして美しいという表現がぴったりな味覚にも共感を得るようになり、今に至るというわけでございます。

 

(続く...。)