今でも聞くたびに涙が溢れる、
教授がプロデュースをした前の奥様である矢野顕子の1980年のアルバム『ごはんができたよ』の最後に収められた「YOU'RE THE ONE (作詞:矢野顕子 作曲:坂本龍一)」と言う曲のフレーズに「わたしの愛しい人」やら「わたしの可愛い人」と言う言葉がたくさん出てくるわけですが、おそらくYMOのワールドツアーで男女の関係に陥った二人を矢野自身が綴った曲(1982年に結婚となるので、まだ二人の関係は公表とされてない時期)なのではと、若干15歳そこそこの僕はその当時から想像し、それが現実となって二人は1982年に籍を入れました。
結果その後二人の娘である歌手の坂本美雨 を授かりながらも2006年に離婚となってしまったわけですが、そんな矢野顕子が自身のツィッターアカウントに投稿した「Dearest Ryuichi, Would you like to play piano four hands together again? I miss you very much.(親愛なる龍一さん、もう一度、ピアノの連弾をしませんか? あなたがいなくてとても寂しい)」という言葉にはやはり涙が溢れ出てしまったな...。
そんな中、僕自身の「癌摘出手術」以来初の精密検査の結果が「全て異常なし」と聞かされ、「あ〜教授が悪いとこ全て持っていってくれたのかな。」と、さらに涙。
そのお祝いと共に、静かに照明を落とした部屋で「Merry Christmas Mr.Lawrence」の美しくも悲しい旋律に酔いしれながら献杯させていただきました。
謹んで 心より大好きな大好きな教授のご冥福をお祈り致します。。。
(続く...。)