そんな真面目に音楽プロデューサーを目指していた僕が、いつの日か六本木でお皿を回す作業(DJ)に熱中しはじめ、気がつけば音楽の世界とは異なるスタイリストの道を進むことになるとは、僕自身夢にも思っていなかったんですが、そんなこれっぽっちもファッションの世界で生きていこうなんてまだ全く考えてもいなかったアシスタント時代に、また神様の悪戯なのか運命の出会いとはあるもので、

 

 

もうすでに知る人ぞ知るマニアックなミュージシャンの世界から「世界のサカモト」に駆け登ろうとしていたそんな頃でしょうか...教授がまさかの当時一斉を風靡していたおニャン子クラブと共に、フジテレビの顔として広告に登場することになり、そのスタイリングを僕の師匠が担当したんですが、その現場を全て任されたのが 若き日のわたくしでありまして、そこで再び

 

 

教授と出会ってしまうわけであります。

 

(続く...。)