それより、

 

 

つい最近もこのブログで書きましたが、

 

 

「レストルーム」ひとつとっても

 

 

このなんとも言えないローマ時代のギリシャ建築の柱の壁画ですら、これを見る度に「あ〜今俺はキャンティにいるんだ。」若い頃は興奮していたのが懐かしいなぁ。。。

 

 

あの席に尊敬する画家の故今井俊満氏がよく座っていたなぁとか、大ファンだった故加藤和彦氏が一人だった日もあれば、妻であった故安井かずみを連れ ご飯を食べてたなぁなんてシーンを思い出しつつも、僕もたくさんの著名人の方ともこの店でご一緒させていただきましたが、実は一番印象に残っている場面はというと、超ハイカラな白髪の一般の老婦人の方が、この『CHIANTISSIMO』の一番奥左手の席に一人座り、グラスの赤ワイン一杯と「牛フィレのソテー ピエモンテ風」と普通の白い「ライス」を注文し、その時間を楽しんでいらしたのを見かけた時でありまして、「あ〜僕も『キャンティ』をこんな普段使いができるような、素敵な歳のとりかたができたらいいなぁ。」と心底感じたのを今も思い出します。。。

 

(続く...。)