みなさんは

 

 

「角大師(つのだいし)護符」というのをご存知でしょうか?

 

「角大師」とは 近江の国浅井郡(現在の滋賀県長浜市)に生まれ、比叡山にのぼり延暦寺を発展させた、「延暦寺中興の祖」と崇められる、平安時代の僧 元三大師(がんざんだいし)良源(りょうげん)のこと。

 

伝説によると、その良源が73歳の時に世の中に疫病が流行り、この難儀を救うために 彼は大きな鏡に自分の姿を写しながら 静かに禅定に入ると、なんと鏡の中の姿はみるみるうちに骨ばかりの鬼の姿に変貌。

 

その姿を弟子のひとりに描き写させ、絵を版木に刻み、お札に刷って配ると、護符を戸口に貼った家は疫病は元より、一切の災厄にかからなくなったとのことで、それ以来 天台宗の寺院では、数百年に渡り「角大師護符」を授与し続けているわけですが、今の時点で授与いただける京都のお寺はというと、護符発祥の地でもある比叡山 延暦寺横川元三大師堂をはじめ、良源により船岡山の南に創建された廬山寺(ろざんじ)伝教大師 最澄が比叡山東塔に構えた堂宇に始まる、大原の三千院境内の北側に、京都府の指定文化財に指定される元三大師堂がある真如堂その他「角大師護符」にあやかった魔除けご朱印を授与されている法住寺」...などなど。

 

その中で京都御苑」東にある「廬山寺」にて

 

 

いただいてまりました〜正真正銘の角大師の護符」!!

 

(続く...。)