本来なら

 

 

一切撮影禁止

 

 

図書館内正面の由緒正しき「大階段」はアンモナイトの化石がいくつも入った、イタリア産の大理石を使用したもので、もうその荘厳な眺めときたら圧巻の一言。。。

 

 

そのすぐ横にある「記念室」

 

 

このデコラティブな美しいデザインの壁

 

 

創建材である寄木床を研磨の上、 塗装して創建当時の床を復元したという、このピカピカの床の素晴らしさと言ったら思わず息を呑むほど...。

 

 

そこにかけられたこの大きな額は、関東大震災後、紀州徳川家当主徳川頼倫より、紀州徳川家蔵書を 中心としたコレクション「南葵文庫」とともに寄贈された、江戸最後の将軍 徳川慶喜による直筆の書。

 

 

さらにこちらは英国王 ジョージ5 世 から 、東洋の動物標本を英国に寄贈した際のお返しとして、1913年に『東京帝国大学』に寄贈された「鹿の剥製」でして、1923年の関東大震災の際には、火災の中から奇跡的に運び出された貴重な品。

 

 

そしてこちらは、1957年にインドのネール首相が東京大学を訪問した際に寄贈された、インドの哲学者であり、 詩人、音楽家、劇作家で、インド国歌の作詞 作曲もしている「タゴール肖像画」。

 

 

震災当時に 図書館再建資金を寄付していただいたロックフェラー氏に対し、そのお礼として「総合図書館」の模型を贈ったわけですが、これはその贈呈した模型と同じ型から作成された もうひとつの模型でして、その横にはロックフェラー氏から当時の古在由直総長に宛てた書簡も展示されておりました。

 

(続く...。)