何もオーダーすることもなく

 

 

華やかに盛られたボリューミーなサラダ(ドレッシングがまた昭和っぽくてめちゃウマ!!)が出てきたかと思えば

 

 

もうすでにバターで焼かれ始めていた大量の「しめじ」たちが目の前に登場...と、このなんともシステムがつかめない不思議なお店なわけなんですが、

 

 

実はこのワンオペで店の全てを仕切る、まさかとても82歳とは思えない 肌がツヤツヤのオーナーシェフ篠田さんは、今は亡き僕の父親が生前一番可愛がっていた「舎弟」のような存在(😅)だった方で、

 

 

元々は1945(昭和20)年創業の鉄板焼ステーキを世界で初めて提供した老舗ステーキ店みそので腕を振るっていた篠田さんを常連だった父が気に入り、プライベートで銀座やら赤坂、そして僕の実家にまでと 連日連夜連れまわしていたのをきっかけに、挙句の果てには 言ってみれば我が家の税金対策のためのトンネル会社と思われる謎の会社の取締役にまで名前を連ねていたというんですから笑いますよね〜🤣。

 

 

「給料をもらう代わりにゴルフ代は全てタダにしてやる。」という父から提案されたわけのわからない口約束で、見知らぬ書類にサインをさせられたというエピソードを聞き、思わずうちの父親は裏社会で一体何をやっていたのかと今更ながらにまた興味が湧いてきてしまいましたよ〜😂。

 

ちなみに「食べログ」などの口コミのほとんどに「無口な店主」と投稿されておりますが、本当の篠田さんは無口どころか、逆に相当明るい性格のお喋り好きでダンディーなおじさまであります。

 

(続く...。)