25歳から96歳の70年間に及ぶ長き時間、
イギリス連邦王国として君臨し続けたエリザベス女王が8日に亡くなりました。
亡くなるわずか二日前に、
イギリスの与党 保守党の新党首になったリズ トラス氏を居宅のスコットランド バルモラル城で笑顔を振りまきながら任命したばかりなのに、「健康状態に懸念」と発表されたその6時間後の「女王死去」の発表に、全世界中の人々が悲しみの渦の中に包まれました。
ここで今さらながらに
女王の生きてこられた歴史や保守派として徹底してきた実績等を語る必要はないと思いますが、唯一僕がこの歳まで気になって仕方なかったことは
やはり本来 王位を継ぐはずがなかった、病弱で吃音症だった父ヨーク公(後の国王「ジョージ5世」...2010年に大ヒットしたイギリス映画『英国王のスピーチ』でその実態はもう皆さんもご存知かと... 。)が
王室の伝統的な公務や責任への関心が薄い兄であるエドワード8世(「プリンス・オブ・ウェールズ」...つまりウィンザー公ですね。)の、2度も離婚歴のあるアメリカ女性、ウォリス・シンプソン夫人との駆け落ちによる王位の放棄といった前代未聞の事件により、急遽その座を継承しなければならなくなった時の彼女の気持ち。。。
(続く...。)