五皿目は
「尾崎牛のコンソメ仕立て」...
ペアリングは再び白ワインに戻ってカリフォルニアのシャルドネ「KALERA」。
六皿目はミンチしたクセのない「鴨肉」を乗せた、白味噌仕立ての関西風「お雑煮」...
そこに合わせるのは 清酒蔵最大手『白鶴酒造』が開発した「山田錦」の兄弟品種で、酒造好適米として話題の「白鶴錦」を使って醸した「而今 純米大吟醸 白鶴錦」...柔らかな甘みの中にキレ味も光るあと引く美味さであります。
七皿目は程よく燻された
「燻製金目鯛」。
八皿目はネギとのハーモニーが斬新な高級魚「クエ」のお料理...
そこには北ローヌの名門ポール・ジャブレ・エネが造るクローズ・エルミタージュの白「Mule Blanche Crozes-Hermitage Blanc」を。
そしていよいよラストの炊き込みご飯は、なんとも贅沢に「毛蟹」を丸々一匹詰め込んだ、
4〜5人前は楽にあろうかと思える 大ボリュームの「毛蟹めし」(もちろん半分以上はお持ち帰りに。)に
「梅干しと大根の漬物」と
「味噌椀」。
そしてさらに〆のデザートの「山葵アイス」とともに提供された、このゴージャスなディナーの ラストにふさわしいペアリングは
映画『007シリーズ』のオフィシャルシャンパーニュとして40年以上にわたるパートナーシップを築いてきた「BOLLINGER(ボランジェ)」が、シリーズ最新作「ノー・タイム・トゥ・ダイ」を記念し昨年10月に発売した
「スペシャル・キュヴェ 007 リミティッド エディション」。。。
最後のコーヒーまでお上品極まりないお味で、いやぁ〜誠に美味しゅうございました。。。
一口に懐石といっても、昔ながらの 伝統的なものだけにとらわれず、新たな風とともに ユーモア溢れるアイデアも存分に盛り込んだお料理の数々ということで 、長時間でも決して飽きることなく目にも舌にも実に刺激的な一夜だったなぁ...そしてすっかり今回はゴチになってしまい、ただただ感謝。。。
最後に一言だけ付け加えていくと、オミクロン株が急激に猛威を振るいだしたとはいえ、この店はほとんどが個室対応ですので ご心配なくとだけお伝えしときましょう。。。