#1173 映画『リボルバー・リリー』 | 特に役に立つわけでもないブログ

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個人的な雑記ですから。

 

 

 

 

 

観終わったときに思ったのは、この映画は『レオン』のリメイクなのかな?コピーとかパクリとかは言わないけど、子供が殺し屋に助けを求めたり、その殺し屋が巨大勢力に立ち向かっていく姿は『レオン』を思い起こさせます。少年に拳銃の打ち方を教えるシーンなどは『レオン』へのオマージュとしか言いようがない。しかし、そのストーリーを大正時代に置き換え、帝国陸軍と海軍の争いを絡ませていくアイディアは素晴らしい。日本が軍事力を増強し、大陸へ進出しようとする時代の軍の横暴さを垣間見ることができたような気がします。また、そこに商取引により陸軍の金を横領する投資家が出てくるというのは現代っぽい作りのように思いました。ちなみに、大勢を相手にするときの拳銃は回転式より自動装填式のほうがいいと教わった感じがします。

 

 

 

 

 

この映画を観ようと思ったのは、映画の内容に惹かれたのか?主演の綾瀬はるかさんに惹かれたのか?と問われれば、もちろん答えは後者です^^;。この映画の綾瀬はるかさんは、大正時代の髪形や衣装を完璧に着こなし、凛としたいで立ちが極まっていて本当に美しい。足首まである長いスカートでのアクションはやりにくかったんじゃないかと思うが見事にこなし、当代一、二を争うトップ女優の風格を感じさせてくれました。しかし、観客が綾瀬はるかさんに求めるものはクールビューティなアクション女優なのでしょうか…という疑問も感じました。テレビのドラマやCM等で見せる“ほわ~っとした天然キャラ”のようなイメージが、綾瀬はるかさんに求められるイメージなのではないかと思ってしまいます。なので、綾瀬はるかさんの映画の代表作は?と問われると『海街diary』かな~ってくらいしか思い起こされない。ま、それだけだと行き詰ってしまうのもわかりますが…。この映画がヒットして、アクション女優としての綾瀬はるかさんの試金石となる作品になればいいなと思います。

 

 

 

 

 

最後に、この映画はパンフレット(プログラム)が高い!1,100円だと~!印刷、製本や輸送コストの上昇とか御託を述べるのでしょうが、前の『マッド・ハイジ』のパンフレットは600円だぞ!なんで500円も差が出るんだよ~!内容をいくら充実させたからとはいえ、1,000円を超えるパンフレットって買うか?…って、そんなことを言うと、演劇のパンフレットなんてほとんどが2,000円くらいなんですけどね…(-_-;)