ずいぶん前に観ていたのですが、ちょっと書き忘れていました。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3』は、マーベル映画の中では一番好きなシリーズの3作目。3作目なのだけど『アベンジャーズ』絡みでいろいろあってメンバーも随分と変わってしまい、純粋な3作目というわけではないところがMCUの複雑なところ。変わったといえば、2作目は『～：リミックス』と邦題が付けられていましたが、今回はシンプルに『～：VOLUME3』と原題のままになっています。良い邦題が思いつかなかったのかな？音楽用語だったら“リマスター”とかありそうなんだけど…^^;
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズはメインのテーマになる音楽も魅力の一つですが、今回使用されたのはあのリッチー・ブラックモア率いるRAINBOWのヒット曲「Since You’ve Been Gone」。ワタクシと同じ世代のロックファンの方々にとっては、リッチーブラックモアがラジオヒットを狙いロック魂を売り渡した曲としてご記憶にあるかと思いますが、久々にこの曲を聴くと、あぁ懐かしい。ただ単に懐かしい曲を使うのではなく、その内容をストーリーに絡み合わせているのも、やっぱりジェームズ・ガン監督のちょっと“オツ”なトコロと言っていいのではないのでしょうか。最近では他のシリーズも似たようなことをしていますが…(-_-;)
マーベル映画の中で『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズが一番好きなのは、出てくるキャラクターに“粋”な部分を感じられるからでしょうか。普段は仲の悪い天然キャラが多いのですが、いざ仲間のためというと体を張ってガンバるというところは、どことなく『ルパン三世』や『ワンピース』にも通じる部分なんじゃないかと思います。今回は特にアライグマの“ロケット”のエピソードに泣かされました。友情に動物愛護まで加わってきて、おとぼけキャラも増えてきてこれからどうなってしまうのか？次回作も楽しみになる『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の新作でした。
…っていうか、次回作あるかどうか知らんけど。(^^;