#1142 映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』 | 特に役に立つわけでもないブログ

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個人的な雑記ですから。

 

 

 

 

 

23日は天皇誕生日で珍しく水曜日が祝日で休みとなりました。水曜日はウチの近所のシネコンの鑑賞料金が安くなるので、これは行かないと損と思ったのですが…さて、何を観ようかと。米アカデミー賞にノミネートされて話題の『ドライブ・マイ・カー』は上映時間が180分弱もあり、3時間も座席に座ったままではエコノミー症候群で死んでしまう…ってことはないだろうが長い。予告編を観てそのアイディアが面白いと思っていた『大怪獣のあとしまつ』は、あまりの評判の悪さにちょっと閉口。観た人の大半がつまらないという映画に金を払うほど裕福ではない。ということで『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。一番無難な選択だが、オリジナルを観ているワタクシにはとても懐かしく、内容も面白く楽しめる映画でした。

 

 

 

 

 

とは言え、オリジナルの『ゴーストバスターズ』は公開時に一度観たきりだったし、主題歌やマシュマロマンは覚えていたけど、詳しいストーリーまで覚えてはいなかったのですが、逆にそれが良かったのかもしれません。と言うのも、主人公であるフィービーが、元ゴーストバスターズのメンバーであった祖父の軌跡を探っていくのに乗っかって、オリジナルの『ゴーストバスターズ』をだんだんと思い出していくというのも、今回の新作を主人公の目線で入って観ることができたのではないかと思いました。そして、ここからはネタバレになるのですが、クライマックスでオリジナルメンバーが勢ぞろいするシーンは、オリジナルを観ていたからこそ得られた感動があったと思います。ビル・マーレーやダン・エイクロイド…やっぱり老けたよなぁって…(^^;

 

 

 

 

 

多くのハリウッド産エンターテイメント映画がそうであるように、この映画の主題も“ファミリー”にあると思います。そもそも、この映画を撮ったジェイソン・ライトマン監督はオリジナル『ゴーストバスターズ』の監督だったアイバン・ライトマン監督の息子。そのためか、父と娘、娘とその子供達、そして祖父から孫へと家族の絆が鮮明に強く描かれていました。今は亡きハロルド・ライミスをCGで蘇らせるとは…オリジナルのファンだった方は泣けたでしょう。ま、12歳の科学オタクの主人公が、いきなり武器を片手にゴーストを追い回すなんて強引な展開もありましたが、全体的に見ればそれも映画ならではなおご愛敬の範疇かと…(^^;。ちなみに、アイバン・ライトマン監督はこの映画の公開を見届けたかのように2月12日お亡くなりになられました。合唱。

 

 

 

 

 

ちなみのちなみに…この映画のポスターでは『アントマン』で有名なポール・ラッドが、契約の関係なのかやたらメインのように写っていますが、この人は特に何もしていません。サマースクールの先生役でしたが、主人公のフィービーの母親をナンパして、ゴーストに体を乗っ取られ…。なんでこんなに大きく写っているんだ?(笑)

 

 

 

 

 

 

 

そういえばこの曲、パクリで有名になりましたよね。(^^;