#1098 森高千里『この街TOUR 2020-2022』 | 特に役に立つわけでもないブログ

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個人的な雑記ですから。

 

 

 

 

 

“死ぬまでに一度は生で見ておきたいもの”というような企画が、テレビだったり雑誌だったりでよく見かけたりすることがありますが、チケット屋からのお知らせメールで『森高千里』の名前を見かけたときにそのフレーズがふと頭に浮かび、おもむろに「このチケットを購入する」というボタンをポチッとクリックしてしまいました。ワタクシは森高千里さんとギリギリ同世代の末席のような年代ですが、さほどファンだったわけではありません。それでも代表曲となるようなのヒット曲は知っているわけで、それだけ“ビッグスター”だった『森高千里』という名前は、やはり“死ぬまでに一度は生で見ておきたい”と思わせる何かを感じさせられるものでした。

 

 

 

 

 

会場の明かりが消え、バックバンドのメンバーが入り、一曲目の『ファイト』のイントロと共に森高千里さんがステージ上に現れると、やはり“オオッ!”と思わず唸ってしまう感情を抱かざるを得ませんでした。ブルーの制服っぽいコスチュームにキンキラキンのミニスカートとロングブーツ。まさに森高千里だ!本当にこの人、この世にいたんだ!…とそんな感じ(笑)。思えば、その昔は現在で例えると“初音ミク”のような感じで捉えていたのかもしれません。

 

 

 

 

 

それにしても、本人もMCで言っていましたが本当に50代か?!と思わせるほど派手なコスチュームに、それを見事に着こなす完璧なスタイル。いまどきミニスカートにロングブーツなんて職業は“森高千里”か“レースクイーン”しかいないのではないかと思いますが(笑)、しかしそんじょそこいらの“レースクイーン”などは蹴散らしてしまうほどのスタイルの良さ。こんな50代がいるのだから、もう「美魔女コンテスト」などというのは無意味だからやめた方がいい(^^;。ロングブーツという履物はたぶん“森高千里”のために開発されたんだろう…そういっても過言ではないと思わせるほどのお見事なスタイルでした。

 

 

 

 

 

今回のライブは一日2公演ということで3~4曲でMCを挟んで15曲程度ととちょっと短めということでしたが、進行のテンポがよく観やすい、聴きやすい、ノリやすい。やはり長年ライブを重ねてきて観客のノセ方も心得ているという余裕を感じました。お客さんの方も慣れていて、森高千里さんに手の平で転がされて楽しんでいるという感でしょうか。コロナの影響で感性とかを出せないのがちょっと残念でしたが、2階の端っこから観ていても非常に楽しめるライブだったと思います。やはり死ぬまでに一度は生で観ておいて良かったと思えるライブでした。(^^)