藤原竜也・伊藤英明主演の『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』という映画を観ました。予告編を観てちょっと気になっていた映画でしたが、殺人犯が告白本を書くという、つい最近そのようなことが実際にあって問題になっていたので、モチーフのひとつになったのかなと思ったのですが、実は韓国映画のリメイクなのだそうです。
時効になった殺人犯が告白本を出したことで“時代の寵児”となったがストーリーは二転三転していき、ラストはまさかの…というほどでもなかったですが、いわゆる推理サスペンスもので内容的には十分に楽しめる映画でした。難を言えば、ちょっと松田優作版の『野獣死すべし』を思い起こさせるような設定があったのですが、松田優作ほどの“狂気”を感じられなかったのが残念なところかもしれません…が、松田優作は越えられないでしょうね。
しかし、まぁ…藤原竜也さんが美しいというか凛々しいというか…。藤原竜也さんの映画は『バトルロワイヤル』とか『デスノート』とかいろいろ観ましたが、“知的な暗殺者”というようなサイコティックな役が良く似合うと役者さんだと改めて感じました。編集者の女性を責めるシーンではサディステックな魅力があります。この役は藤原竜也さん以外、誰かできるだろうかと思うほどハマリ役だったように思います。どこに“デューク”がいるのか捜してしまいましたが…。(笑)
他には、石橋杏奈さんが殺されるシーンが何度も繰り返し流され、「も~やめでぐでよ~」と悲痛な叫びを上げたくなった『LIFE!~人生に捧げるコント~』の石橋杏奈ファンが数多くいたのではないかと思ったり…。最近では大河ドラマや、前回観た『追憶』にも出演されていた矢島健一さんという役者さんが、いつもとも同じような役で出演されていてその安定感にホッと一息ついたり…。いろいろと楽しめた映画でした。(^^)
それではまた。
ごきげんよう、さようなら。m(_ _)m
※6月25日は女優のファラ・フォーセットさん(Farrah Fawcett 1947-2009)の命日です。
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