コーチKAZUです!

プロのコーチをしていたり、

塾の先生をしていたり、

ときどき大学で先生をしたりしています。

オンラインサロン「コーチング研究所」の運営もしています。

 

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今月20日土曜日にオンラインでラッセルの『幸福論』を攻略します!

偉人の知恵や知識を借りて「幸福」について再度考えてみましょう!

 

 

◆ラッセルについて◆
バートランド・アーサー・ウィリアム・ラッセル(1872年~1970年)は、イギリスの哲学者、論理学者、数学者であり、社会批評家、政治活動家。ラッセル伯爵家の貴族であり、イギリスの首相を2度務めた初代ラッセル伯ジョン・ラッセルは祖父にあたる。生涯に4度結婚し、最後の結婚は80歳。1950年にノーベル文学賞を受賞。
 

 

◆幸福論について◆
今日「三大幸福論」と言えば、ヒルティの『幸福論』(1891年)、アランの『幸福論』(1925年)、ラッセルの『幸福論』(1930年)による3つの幸福論を指します。
その1つであるラッセルの幸福論では、自分の関心を内へ内へとむけるのではなく、外界へとふりむけてあらゆることに好奇心をいだくこと、これこそが幸福獲得の条件であると説いています。また、それは自己説得によって可能である、と言っています。
その真意とは何なのでしょうか?
本書には、たくましくしなやかに人生を生きるための知恵が、幸福になるための処方箋としてたっぷりと書き込まれています。
 

 

ラッセルの『幸福論』は

原題は “The Conquest of Happiness” です。

訳すと、「幸福の獲得」となります。

 

幸福とは待っていれば向こうからやってくるものではなく、自ら獲得すべき能動的な営みである。

 

ラッセルの根本思想はここにあります。

 

 

次に、気になる書籍の内容ですが、『幸福論』は二部構成になっています。

 

第1部 不幸の原因

第1章 何が人びとを不幸にするのか
第2章 バイロン風の不幸
第3章 成功のための競争
第4章 退屈と興奮
第5章 疲れ過ぎ・神経の疲れ
第6章 ねたみ
第7章 罪の意識
第8章 被害妄想
第9章 世評に対するおびえ

 

第1部では不幸の原因分析を行うと同時に、思考をコントロールすることでその原因を取り除く解決策を提示しています。

 

 

第2部 幸福をもたらすもの

第10章 幸福はそれでも可能か
第11章 熱意・温かい心
第12章 安心感と愛情
第13章 家族の愛
第14章 仕事
第15章 私心のない興味
第16章 努力とあきらめ
第17章 幸福な人

 

 

第2部では、自分の関心をどんどん外に向けつつ、同時にバランス感覚を忘れないようにすることで幸福になる術を提案しています。

 

 

数学者でもあったラッセルの『幸福論』は、エッセーとはいえ非常に体系的で、わかりやすい構造になっています。

 

 

ラッセルは、『幸福論』のはしがきで、このように書いています。

この本に書いたことは自分の「経験と観察によって確かめられたもの」であり、実際にそれに従って行動したときには自分の「幸福をいやましたもの」。

 

つまり、彼が頭の中で考えただけのことではなく、いわば実証済みの方法論でもあるのです。

 

 

机上の空論ではないということですね!

そうだとすると少しばかり興味が湧いてきませんか?

 

 

最後に、もう一つ大事なことなのですが、

ラッセルの『幸福論』を今、我々が読む意味について考えてみたいと思います。

 

理由や意味については、大きく2つあるのかなと思います。

 

一つは、自己を否定しがちな現代社会において、負のラベリングが人々をますます不幸にしている点です。

たとえば、最近もSNSにおける誹謗中傷の問題が大きく取り上げられましたね。

こういうことも含め負のラベリングからどうすれば人類は解放されるかを考えることは必要です。

 

 

もう一つは、今こそ平和とは何かを考えようという点です。

幸福という視点から平和を考えてみると、どういうことが見えてくるか探ってみる必要性があるなと思います。

 

 

こういうことを考えたときにラッセルの『幸福論』を一度目を通しておくことは大事ですよね。
興味が湧いた方は、ぜひとも一緒に学びましょう。

 

 

参加方法等の詳細はこちらです。

https://coachinglab.thebase.in/items/26952031

 

 

それでは、今日もお仕事、家事、子育て、介護、勉強がんばってください。

現場からは以上でーーーす。

 

 

コーチKAZU(齋藤一史)プロフィール

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プロコーチ、教育者。

大学・大学院で法学を専攻。新たなゴールが見えたことからその後コーチングと教育の世界に飛び込む。コーチとしては、パーソナル・コーチングを行うほか、福利厚生のアウトソージングサービス業界1位の株式会社リロクラブと提携し、コーチングを身近なものにすべく活動中(2019年~)。教育者としては、学習塾の講師(2007年~)や大学の講師(2015年~)として活動し、1,000名を超える学生と交流した実績を持つ。講師実績は桃山学院大学、日本大学、大正大学など。2020年より私塾(Secret Private Classes 【SPC】)を開塾。

2018年よりオンラインサロン「齋藤一史コーチング研究所」を開始。日々の読み物の提供のほかコーチング理論の実践を通じてサロンメンバーとより良い世界をつくるために日々活動中。

 

苫米地式コーチング認定コーチ補(2019年~)

タイス式コーチング認定コーチ(2016年~)

苫米地式認定気功師(2016年~)

 

コーチングのページ:https://kazufumisaito.com/

 

コミュニティサイト:齋藤一史オンラインサロン

 

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