2024/03/08

ここのこころ、朝早く目覚めたらえいやっと起きて仕事をしてみている。1日の最初に少しでも研究が進んでいると安心感がある。ただ、昨日は義父の突然の入院などでバタバタし、夜は少林寺拳法部の学生と飲んだので、今朝は早起きなし。朝からダル眠く、調整の日になった。PCに新しいソフトを入れたり、メールを書いたり。明日以降に期待。

高橋源一郎「ぼくたちの戦争なんだぜ」。ウクライナやパレスチナの戦争は大変なことだと思いつつ、やっぱりそれは「遠く」の戦争であり「彼らの」戦争だと感じてしまう。それを文学的にどのように「近くの」「ぼくたちの」戦争なんだと感じさせるのか、を目指した本。非常に知的な挑戦だが、その試みはかなり成功しているのではないか。個人的には向田邦子さんの「ごはん」の項がしっくりきた。著者の別の本も読んでみたい。