私の庭は、秋を迎えてワイルドこの上ない様相を呈しています。
この数年、夏の間草刈りさえ思うに任せないと
(時間的・体力的・年齢的な限界)
自然界はこうなるんだな、と発見があってなかなかに面白いのですよ。
本人としてはそれなりに季節の移り変わりを味わい楽しんで暮らしています。
以前にも書いたように、
バラ族というものは私たちが考えるよりずっと逞しく、
品種さえ注意深く選べば、ほぼほったらかしでも、
無農薬でも、したたかに生き延びてくれるものです。
秋バラに期待してなかったにもかかわらず、
今年も輝くような素顔を見せてくれるバラたち、
このゾマーモルゲンも、代表格。
小ぶりながら、ツバキの花のように整った花の形。
甘すぎない淡いピンクがグレーの外壁に映えています。
控えめな花と照り葉は、
ひょっとしたら春より秋の装いが似合うようにも思います。
中国時代劇に出てくる後宮の美女が身にまとうドレスのようなバラは、
鮮やかすぎて目に痛いくらい❗
我が庭ではもっとご遠慮頂きたいのですが、
いつも返り咲いています。
(たしか、レッド・レオナルド・ダ・ビンチだったかな?)
ガーデニングも年期が入ると、
止めどなく「自然のサイクルを受け入れて楽しむ」方向へ。
コロナ禍を機に、オープンガーデンもカフェも教室も見直し、
よりストレスの少ない方向を模索中。
いろいろな意味で新しいチャレンジへ向かう秋です。
今日もブログをお読みくださりありがとうございました。