こんにちは

相変わらず農耕接触の毎日。
「こどもの日」でも遠くにいる孫たちとはいつ会えるやら、
我慢の時ですね。

昨日は草刈機を振り回し、
畑回りが大体綺麗になりました。

(袋の中ではスイカ、トマト、ナス、カボチャ苗の一部が育っている)


刈った草は通路や畝と畝の間に敷き詰めマルチングに利用し
無駄にしません。
これで雨日でも歩きやすく、草の発生も抑えられます。

初夏の野草たち、
カラスノエンドウ、スカンポ、ノゲシ、セイタカアワダチソウ、ヤブガラシなどは
既に60cm以上に伸び、
草刈機の刃に絡まって時々回転が止まるほどです。
前回草刈から1ヶ月でこうですから、
怠けてはいられません。

畑の土手に山桑の木が大きくなってきました。


今年初めて花が咲きましたから、
桑の実(マルベリー)が期待できるかもしれません(^^)d


草刈作業後、若い葉を摘んで
お茶にしようと陰干し中です。


🌿🌿🌿🌿🌿

やっと本題へ。

今やらないと遅れてしまうと心配していた作業がありました。
畑の周辺に植えてあったお茶の木に艶やかな新芽が出てきたからです。
今まで多忙を口実にできなかった本当のお茶作りをしたい❗

私の小学生時代は
畑と畑の仕切りを兼ねた茶樹が生垣のように植えられていて、
5月の声を聞くと、一番茶作りを手伝ったものでした。

その頃、周りの家々でも自家用茶一年分を作るのが常で、
一芯2葉、または、一芯3葉で尖端の新芽を摘んで
数時間萎凋(水分を飛ばすために放置)後、
さっと蒸してござに広げて
ごりごりと茶汁が出るくらいに茶葉を揉んで
「ホイロ」という鉄釜の中で低温焙煎して仕上げたものです。

そうやって完成した新茶は
今思えば、
極上のファーストフラッシュ・ダージリンの香りそっくり。
その香りを懐かしみつつ、
あれは深蒸し茶というより、釜煎り茶に近い風味だったわ、
母は蒸し時間をごく短くしていたに違いない、と
お茶を学んで歳月を経た今では確信しています。

宝物のような少量の新芽を摘んで
干し網に広げ数時間毎にかき混ぜながら
発生する匂いをクンクン、、、とチェックを繰り返す私。

6時間後、葉はぐったりと萎び、
なんとも素晴らしい香りが立ち上って(^o^)
リナロール、ゲラニオール、ジンゲロール系の香り❗

再び葉を上下撹拌して放置



一部が褐変してきた。
これこそ酸化発酵が進んでいるアカシ。
かつて台湾の山中で茶作りをしたときは
一晩中クンクンしながら寝ずに茶葉の番をしていたことを思いながら。


今夜は香りが最も満足できる状態になるまで
攪拌とチェックを続けます。

今回作りたいのは日本式の緑茶でなく発酵の浅いオリジナル烏龍茶。
さあ、どんなお茶が出来上がるか、
私だけの最大イベント進行中❤

また後日レポしますね。

お花の写真も撮りだめていますので、また今度。