おはようございます

早朝、雨が潤いを与えて去った庭に佇んでいます。
まだ、家の中に入りたくないの、
もっともっと、ここで眺めていたいの、

毎日何かの花が咲きだし、
毎日何かの花が散っていく、
春の歩みは
どんどん速足になっていくのだから。
しっかりと記憶に刻みこんでおきたいの、

今朝は、膨らんできたダッチアイリスの蕾に心奪われて。


ダッチアイリスの蕾、
素晴らしい秘密をここに隠してるわ、
と言ってるような、、、

シュッとした葉と
優美な花茎は、
他の植物に混じっても際立つ個性を主張して。



咲き終わった花をもぎっていると
これからわたしが咲くの、
という声が。
お寝坊さんのチューリップ。


背が伸びてふんわりとブルーのおくるみのように私を包んでくれそうな
忘れな草の小道です。




そして、
これから見頃を迎える桜さんもいます。
毎年わたしのブログに登場するお馴染み「ヒヨドリ桜」さん。

もう堂々たるミドルエイジに成長しました。
江戸人に愛された桜さん、
オールドローズを彷彿とさせるクオーター咲き。


若葉が出てから咲く緑と桃色のコントラストは
斬新に見えるのに、
江戸の桜さんだとは、、、



一度絶滅したと思われていた桜さんだったそうです。


生き残りをどこかで発見した方が
増殖してくださったのでしょう。
だから、わたしは大切にしています。


名前が「ヒヨドリ桜」というのは、
ヒヨドリが花の蜜を吸いにやって来たからではないでしょうか。
という訳で
ヒヨドリさんのお声と共にどうぞ
(ノイズが多くてすみませんがマイタブレットの限界です)


今日もお読みいただきありがとうございました🌷🌸🌷🌸🌷